地域福祉の重要なポジションを担う「社会福祉士(ソーシャルワーカー)」とは?

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近年、介護や福祉は日本社会において重要なキーワードの一つです。その中でも、核となる役割を担うのが、「社会福祉士(ソーシャルワーカー)」という職能。今回は、これからの介護・福祉分野で活躍を期待される「社会福祉士」に焦点を当てたいと思います。

医療・福祉の頼れる相談役「社会福祉士(ソーシャルワーカー)」

社会福祉士とは、社会福祉専門職の国家資格です。「ソーシャルワーカー」という名前を聞き覚えがある方も多いかもしれません。身体・精神・経済的な障害を持つ人々からの相談を受け、適切な支援やサービスを案内したり、困りごとを解決するためのサポートを行います。

社会福祉士の職場としては、主に社会福祉施設が多く、その他に社会福祉協議会、医療機関、行政機関などがあります。同じ資格を持っていても、異なる分野の場で働く人が多いということが特徴です。

また、社会福祉士は国家資格であるため、試験を受けて合格しなければ名乗ることはできません。試験を受けるためには、大学等で指定科目を履修、短大等で指定科目を履修して実務1~2年を経験、養成施設を経るなど、いくつかの方法があります。

ただ、どの選択肢をとっても、社会福祉士になるのは狭き門。国家試験の合格率は、だいたい3割程度に留まっています。

参考リンク

www.caresapo.jp

「社会福祉士」の新たなフィールドである地域コミュニティ

福祉に関わる様々な場に関わる社会福祉士。現在、社会福祉士が活躍する場として注目されているのが、地域コミュニティです。

近年、日本における地域福祉のシステムとして注目を浴びる「地域包括ケアシステム」では、社会福祉士が、システムに関わる多分野の専門職をつなぐ媒介役としての機能を期待されています。それは、現在の日本ではまだ医療や福祉、介護など多領域の知識を併せ持つ人材は少ないためです。

今後、社会福祉士が配属される場として、地域の医療・福祉をワンストップで提供するための拠点である「地域包括支援センター」や、在宅介護の民間事業所、行政の福祉課などが想定されています。

以前、ご近所未来ラボでは団地コミュニティの中に存在する医療・介護のなんでも相談場所である「暮らしの保健室」をご紹介しました。この「暮らしの保健室」のような場も、今後社会福祉士の重要なフィールドとなっていくことが予想されます。

lab.machimachi.com

地域住民と社会福祉士の繋がりが、地域福祉を実現するひとつのカギ

社会福祉士を中心とした地域福祉を実現するためには、住民と専門家の積極的な交流が必要です。

例えば、民生委員のような地域コミュニティと強い結びつきをもつ住民は、他の住民の動向にも積極的に関わっており、小さな異変もすぐにキャッチしています。こうした地域住民の方と医療・福祉人材がつながることができれば、地域における福祉活動は活発になっていくはず。

ご近所SNSマチマチのようなコミュニケーションツールを利用することで、社会福祉士を中心に提供される健康サービスなどの情報を発信することも可能です。社会福祉士を始めとした医療・介護・福祉の専門家と、地域住民がつながるためのツールとして、マチマチの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

machimachi.com