食を通して、地域コミュニティを活性化する取り組み「レストランデイ」とは?

「ご近所未来ラボ」では、これからの地域の課題解決を考える上で参考になりそうなコミュニティデザインの事例を、リサーチ&発信していきます。

今回は、いま世界的な広がりを見せている食のムーブメント「レストランデイ」についてご紹介します。

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地域コミュニティの中でレストランにチャレンジしよう!

「レストランデイ」は、2011年頃からフィンランド・ヘルシンキで始まった活動です。

「誰でも好きな場所で自由にレストランをオープンできるようにし、みんなで食事の時間を楽しく過ごそう」というのが、この取り組みのコンセプト。最初はヘルシンキの若者たちが小さく始めた活動でしたが、今やヨーロッパを中心に世界へ広がり、定着した地域では年に4回ほどの頻度で「レストランデイ」が開催されています。

Restaurant Day from Cocoa on Vimeo.

「レストランデイ」の参加方法は、事前に指定されているWebサイト上で、必要な情報を登録をするだけ。参加料や出店費用は一切かかりません。純粋に「食を楽しみたい」という思いを持った人たちが、各々のスタイルでその日限りの「ワンデイレストラン」を開きます。出店してご近所さんに自慢の料理を振る舞うのもよし、食べ歩くのもよし。人によって、さまざまな楽しみ方ができます。 

地域によってお店を出せる範囲は異なりますが、既存の飲食店内はもちろん、自宅の庭や洋服屋、本屋、公園、海辺、オフィスなども、ワンデイレストランの場所として活用されています。

食を通じて育む地域コミュニティでのコミュニケーション

「レストランデイ」の大きな魅力は、ご近所さんとのコミュニケーションが生まれることです。普段あまり接点のないご近所さんが出店していて、そこで手料理を食べながら話して仲良くなる……なんて光景が所々で見られそう。これは、誰もが盛り上がりやすい「食」をきっかけにしているからこその効果だと感じます。「レストランデイ」が行われている地域では、その他の地域活動が盛んになり、街として元気になる傾向もあるのだとか。 

また「レストランデイ」では子どもが店長を務めるお店も多く、彼らの社会体験の場としても、貴重な機会になっています。 

地域コミュニティを盛り上げるひとつの方法として、注目を集めている「レストランデイ」。日本での開催事例はまだまだ少ないですが、地域活性や教育面など、さまざまな効果が期待できる活動です。ご近所さんに声をかけつつ、試してみてはいかがでしょうか?

www.restaurantday.org

 

そして、ご近所さんとの関係性づくりには、ぜひ「マチマチ」を使ってみてください♪ 普段からSNS上でご近所の方々とやり取りをしていると、こうしたイベントを見つけた時に「やってみない?」「行ってみませんか?」と気軽に声かけできて、活動の幅がグッと広がると思います。

lab.machimachi.com

 

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現在、マチマチを運営している「Proper, Inc.」では、エンジニア・ディレクター・デザイナーなど、さまざまな職種で人材を募集しています。

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