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ご近所未来ラボ by ご近所SNSマチマチ

ご近所SNS「マチマチ」が運営するブログです。「マチマチ」のお知らせから、参考になるコミュニティデザインの事例まで色々発信していきます!

まちの賑わい創出のヒントは「心持ち」と「テーマ」(2017年3月上旬・コミュニティデザインニュース)

コミュニティデザイン ニュース パークマネジメント 飛騨市 ロフトワーク バーク・ストリート

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ご近所SNS「マチマチ」のコミュニティデザインチームでは、よりよい地域社会のデザインを目指して、日々参考になるようなニュースやトピックのリサーチを行なっています。その中で集めた情報を「ご近所未来ラボ」で定期的にシェアしていきます!

machimachi.com 

私たちと同じように、地域の課題解決に取り組もうとしている、あるいはすでに取り組んでいる方々にとって、少しでも参考になれば幸いです^^ 

公園活用で地域課題の解決に期待

“公園のつくり方・使われ方”は、「コミュニティデザイン」に関わり深いトピックとして、マチマチでも日ごろから注目しています。公園まわりのニュースとして、こんな新しい動きがありました。

www.nikkeibp.co.jp

上記の都市公園法の改正が施工されると、公園内に保育所が作りやすくなります。地域の抱える待機児童の問題が、この法改正によって少しでも軽減されるといいな…と思いました。

「楽しい」「おいしい」「面白い」で取り組む地域産業創出

こちらは、国内外にクリエイターネットワークを保有し、多様なクリエイティブサービスを手がけるロフトワークの、地域産業創出を目指す取り組みについて、代表取締役の林千晶さんが話しているインタビュー記事です。

www.nikkeibp.co.jp

林さんは、2015年から展開している飛騨市での取り組みについて、下記のようにコメントしています。

義務として何かを変えようと取り組んでいたら、心がくじける場面はたくさんあったと思います。よかれと思っていても、(住民に)邪魔だと言われることだってある。でも、何を言われても「それはそうだ、自分だけが正しいわけじゃないよね」と思って続けてこれたのは、ベースに面白さや気持ちよさがあったからです。

 私たちは「広葉樹にはもっと可能性がある」ということを発信していますが、ベースにあるのは森の美しさに感動したことや、東京では味わえない感覚にワクワクしていることです。地方再生というと、とかく「やらねばならぬ」という文脈で語られることが多いですが、人は「楽しい」「おいしい」「面白い」がないと、継続的に動きません。

地域産業の創出は、とても意義のある取り組みだと思います。けれども、こういった活動は「義務感」だけではなかなか続かないもの。だからこそ「楽しさ」「おいしさ」「面白さ」といった感覚的なプラス要素が大切だ…という林さんの指摘に、とても共感しました。これは、コミュニティデザインをする上でも、大事にするべき考え方だとお思います。 

空き家を活用し住宅の確保を目指す

政府は2月に「住宅セーフティネット法」の改正案を閣議決定しました。住宅セーフティネット法とは、住宅確保に配慮が必要な世帯の受け皿づくりを目指す法律です。

www.nikkeibp.co.jp

この法律が閣議決定された背景について、記事内で以下のように言及されていました。

国土交通省は、こうした要配慮者が増える一方で、その受け皿となる公営住宅の増加は望めないと推測。低廉な家賃で安心して暮らせる住宅を確保するための住宅セーフティーネット機能の強化が重要な課題だと捉えている。

 例えば、国立社会保障・人口問題研究所は、高齢単身者は今後10年間で約100万人増加し、そのうち民間賃貸住宅の入居者は約22万人と推計している。

街というコミュニティをよりよい空間にするために、「空き家問題」は避けて通れない課題です。空き家をそのままにし続けることで、建物の倒壊、ゴミの不法投棄、不審火など地域の治安状況にも影響を及ぼします。

上記の法律が施工されれば、空き家の再活用が促進されて、まちの環境や状態がより整備されていくきっかけになるはず。この動きに伴い、多くの人が安心できる暮らしを送ることができるようになると良いなと思いました。

「移動」から考える新たなまちのあり方

こちらの記事は「移動」という観点からまちを捉えた考え方が面白いなと感じて、ピックアップしました。人が移動するという根源的な行為から起こる課題や、移動することで生まれる関係性などが言及されています。

machinokoto.net

そうした地域の「らしさ」を生かしながら、未来に向けての新たな価値を創造する。まちを考えるためにも、そこに暮らす人たちのつながりを考えることであり、そこにはさまざま形のモビリティが影響してくるはずです。

行きたい目的地に対して一直線で移動しようとすると、移動経路は点と点のみとなり、その間にあるものになかなか目を触れる機会は少なく、移動という行為から生まれる偶然な出会いや発見も減っていきます。そうすると、まちなかにある小さな商店や、キラリと光るモノや場所に人が集うきっかけは生まれにくいかもしれません。世代によって交通手段もバラバラで、同じ世代同士が集まりがちで交流も生まれにくい。

日常に音楽の溢れるまちメルボルン

こちらは、日本とは違った文化があるオーストリア・メルボルンのパブリックスペースの事例となります。

sotonoba.place

記事で登場する「バスキング」とはストリートで伝統楽器を奏でたり、歩行者を巻き込んで大道芸を行ったりする活動のことです。

バーク・ストリートではレベルの高いパフォーマンスを見ることができ、バスカーを取り囲む人々の輪も大きくなります。広い歩道かつ自動車の通らない道というハードと、いつ行っても質の高い芸術に触れることができるというソフトの両方が整備されることで、バーク・ストリートは単なる道路空間に留まらない、みんなが目的地にする場所へと変化しています。

バーク・ストリートは「ここに行けば、音楽に触れることができる」と街の人々に認識されることで、自然に人が集まるようになって、賑わいが生まれています。“そこに行く目的”があると、その場所は自然とコミュニティ化するのだなと、あらためて気づきを得られました。コミュニティづくりでは、人が楽しさを求めて集まれるような“目的”を用意してあげることが、ポイントになるのかもしれません。  

 コミュニティデザインにまつわる情報、日々発信しています!

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