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都内でコミュニティサイクルが拡大/都市公園で進むパークマネジメント(2017年2月中旬・コミュニティデザインニュース)

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ご近所SNS「マチマチ」のコミュニティデザインチームでは、よりよい地域社会のデザインを目指して、日々参考になるようなニュースやトピックのリサーチを行なっています。その中で集めた情報を「ご近所未来ラボ」で定期的にシェアしていきます!

 

machimachi.com

私たちと同じように、地域の課題解決に取り組もうとしている、あるいはすでに取り組んでいる方々にとって、少しでも参考になれば幸いです^^

 

都内に広がる「自転車シェアリング・コミュニティサイクル」の流れ

こちらのニュースによると、東京都では自治体をまたいだ「自転車シェアリング」が広がっているとのこと。

www.nikkeibp.co.jp

自転車シェアリングとは、地域内に設置された複数のサイクルポート(自転車の貸し出し・返却拠点)で、原則として24時間、どこでも自転車を借りたり返したりできるシステム。  

6区いずれかで会員登録をしていれば、6区のどのサイクルポートでも自転車の貸出と返却が可能となった。1月23日時点でのサイクルポート数は237カ所、利用できる自転車は2580台となっている

このシステムの導入によって、まちとまちの間での自転車移動が、さらに活発になりそうですね。電車で移動していると見過ごしてしまう/気づかない風景も、徒歩や自転車で移動をしていると目に入ります。そうすると、自分たちの住んでいるまちの魅力に気づく機会も増えそうですね。

自転車シェアリングが、まちにどんないい影響を与えるのか、これからの変化が楽しみです。

公園に民間の事業者が入ると?

これからの地域づくり・まちづくりを考える上で、住民が集う場所として機能する「公園」の存在は大切だ思います。最近では、公園を住民がつくり、運営していく「パークマネジメント」という取り組みが注目され始めています。

lab.machimachi.com

この流れを受けて、これまでは行政主導で行なっていた公園まわりの事業に、民間事業者が参入しやすくなる……というニュースを見つけました。

一方で、従来は原則として全国一律だった施設設置に伴う公園使用料に、収益性の高い場所などでは他の公園よりも高く徴収することも認める。この公園使用料の収益の一部を、公共部分の整備に充てる。

公園内にお店ができれば、それを目当てに集まってくる人も増えて、活気が生まれるでしょう。また、お店で生まれた収益の一部が公園の整備に生かされれば、公園の価値はより高まっていきます。地域にとって、メリットの大きい施策だなと感じます。

「Park-PFI」は、これから公園を盛り上げる施策として、今後注目されていくのではないでしょうか。

ぶり奨学金の発案者、井上貴至さんが考えるコミュニケーション・デザイン

こちらは、鹿児島県長島町に「地方創生人材支援制度」の第1号として派遣され、地方政策をいくつも打ち出している井上貴至さんの取り組みについての記事です。

井上さんは、初めにまちに来てやったことについて、下記のようにコメントしています。

長島町に来て初めにやったことは、まずお菓子を買って、ホワイトボードを買って、記者会見で使ったパネルを部屋に持っていって、それから私の人脈となっている方々の名刺を壁にぺたぺたと貼って。そういったことからです。

でも全部意味はあるんですよ。お菓子は、普通役場は堅苦しいイメージがありますから柔らかくしよう、いろんな人が来ればいいということで。

ホワイトボードは大机に貼っていて、例えば奨学金についても、絵を描きながら「子どもはこんなふうに出て行ってしまうけれど、こう戻ってきてほしいよね」とみんなと議論していると、「あ、この形はぶりのいけすにそっくりだね」とか、そんなことで「ぶり奨学金」の原型となるアイデアを思いついたりするわけです。

コミュニケーションを重視した雰囲気作り、情報の可視化の工夫など、人を呼ぶための心遣いに共感しました。マチマチでも、住民同士のコミュニケーションが生まれやすい雰囲気を、積極的に作っていきたいと思います!

「ソーシャルデザイン」のマインド、どう教育していく?

国内のコミュニティデザインの第一人者の山崎亮さん、『住み開き―家から始めるコミュニティ』著者のアサダワタルさん、京都精華大学人文学部で特任講師を務めている兼松佳宏さん――コミュニティに精通している識者3名が「ソーシャルデザインと教育」について語った記事が、とても勉強になりました。

課題解決力を育てる“ソーシャルデザイン教育”について、下記のように話されています。

山崎さん 結局のところ、表層を変えたところで限界がありますよね。僕が京都造形芸術大学で学科長を担当したときは、数年かけて学科のマインドを変えていこうと、教員たちにソーシャルデザインの講義をたくさんしました。それをまとめたのが実は『ソーシャルデザイン・アトラス』なんです。

兼松 まずは中から、ということですね。僕もいま「平安文学者×高齢者福祉」みたいに「人文科学的ソーシャルデザイン」についての事例を集めたり、つくったりしながら研究しようと思っているんですが、その成果をまずは教員同士で共有することを大切にしていこうと思います。

 「 ソーシャルデザイン」のマインドを育てる上で大切なのは、「時間をかけてコミュニティ内の意識を変えていくこと」が重要なのだなと感じました。

防災対策を通じた地域コミュニティの連携

神奈川県の高津区では、マンションとご近所さんとの活動が活発に行われています。

2016年にも”炊き出しフェス”として防災イベントを行った際の記事がわかりやすく、まとめられていましたのでご紹介します。こちらの記事には低コストで防災イベントを運営するヒントについて、言及されていました。

ご近所さん3つのマンションが連携して防災イベント「炊き出しフェス」開催 | NEWS & TOPICS | リスク対策.com(リスク対策ドットコム) | 新建新聞社

ネットワークを作り人材を活用せよ

 

注目すべきは、人件費がほとんどかかっていないにも関わらず、多彩な人びとが集まっていること。大喝采を浴びたチャリティライブに出演しているのはプロのミュージシャン。そのうちの1人がマンション住民と交流があったという。

 このように、区民の大半がマンションに住んでいる高津区では、防災に関わる取り組みを積極的に行っています。単発ではなく定期的に開催することで、災害時にも強みになると感じました。

上記で言及されているように、ご近所のネットワークが充実していることは、有事の際の安心感につながると思います。マチマチでは近所の人と簡単にコミュニケーションをとることができます。ぜひ、活用してみてください^^

2月開催のローカルイベントのご紹介

今週末に開催されるこちらのイベント、要チェックです!

 2月26日(日)多摩コミュニティビジネスシンポジウム2017

このシンポジウム内では、ご近所付き合いで「子育てをシェア」する事業をしている株式会社AsMama 代表取締役社長・ 甲田恵子さんより「社会課題解決と自立経営の両立」についての講演があります。

地域課題に対して、ママさんたちはどのように感じているのか……多摩地域に住んでいる人だけではなく、地域コミュニティビジネスに関わっている人には参考になるヒントを得られると思います。

 

「ご近所未来ラボ」では、コミュニティデザインにまつわるニュースのピックアップを定期的に行なっていきます。TwitterとFacebookで最新情報をお届けしているのでお届けしているので、ぜひフォロー&チェックして頂けたら幸いです^^

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