住人同士の「インナーコミュニケーション」がまちづくりを円滑に/子育てママを地域でサポートする「宿泊型産後ケア施設」(2017年2月上旬・コミュニティデザインニュース)

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ご近所SNS「マチマチ」のコミュニティデザインチームでは、よりよい地域社会のデザインを目指して、日々参考になるようなニュースやトピックのリサーチを行なっています。その中で集めた情報を「ご近所未来ラボ」で定期的にシェアしていきます!

私たちと同じように、地域の課題解決に取り組もうとしている、あるいはすでに取り組んでいる方々にとって、少しでも参考になれば幸いです^^

シティガーデンの共同管理が、地域コミュニティを豊かにする

こちらの記事の中では、デンマークのコペンハーゲン市で進められている「シティガーデン(自治体と住民が共同で管理する農園)」の取り組み事例が、分かりやすくまとめられています。

またユーザーの生活にも大きなプラスの変化が訪れています。自治体スタッフのリーネさんは、「ユーザーどうしの争いは少なくなりました。

シティガーデン内で決められたルールは1つだけで、自分がやられて嫌なことは他人にしないこと。そのルールは当然守られているように見えるし、興味深いことにユーザーのドラッグやアルコール消費量が減っている。自然環境に触れることで、自らそういったものから距離を起きたいという心理が働いているようにみえるわ」と話します。

こちらも、最近日本でも注目されている「パークマネジメント」の事例と言えますね。近隣住民とともにつくる場、近隣住民同士の交流の場があることで、いさかいが少なくなる……ご近所さんとのコミュニケーションの重要性を再認識しました。

“みんなの得意”で運営される場づくり「くらすクラス」

住んでいるエリアが同じという共通点で集まり、それぞれの“得意”を活かして運営をしている「くらすクラス」。場づくりや運営をしている人にはとても参考になる内容だと思い、ピックアップしました。

一般社団法人いなぎ、くらすクラス理事・鈴木ともみさんは、記事の中で下記のようにコメントしています。 

高架下のくらす広場は、通常平日の10時〜17時にオープンしています。日常の使われ方は?と聞くと、子ども連れのママさんが談笑したり、人工芝の上で子供が本を読んだり、ひなたぼっこしながら遊んだりしているそう。開講している講座をきっかけにやってくる人もいます。くらすクラスに専任スタッフはいないそうですが、場の運営はどうしているのでしょうか。

 

ともみさん|最近は広場を使うママさんたちが来た時に、自分たちで椅子や机を出したり、人工芝を敷いてくれるんです。そうやって場の設営にも協力してくれるようになって、自分たちの場所というふうに使ってもらえるのがすごく嬉しいです。

高架下の活用や運営の仕方も素晴らしいですが、こういった地域に根付いたコミュニケーションの場があることが稲城の魅力になっているのだと思いました。

地域の「インナーコミュニケーション」で、まち全体の魅力が高まる

各地で“非日常な空間”をプロデュースする「VILLAGE INC.」代表の橋村和徳さんは下記のようにコメントしています。

橋村さん「地元の人が知らないものを打ち出したところで、お客さんが来てくれたときに、地元の事業者がそんなの知らない!って、地域内の他の事業のことを説明できなかったら、お客さんが興冷めしてしまうじゃないですか。まず地元の人に知ってもらおうと、事業者同士の横連携からスタートして、事業者同士の連携を大きなくくりで発信していこうと思ったんですね。

例えば、1か月間アクティビティの無料体験会をやって、地元の人にまず体験してもらう機会をつくったり、半年に一度お互い知り合う機会も兼ねて、100人会議を開催するなど、地元の人たちが交流できる場づくりを一年がかりでやってきました」

 外側から魅力的な場所だと思ってもらえるには、まずは住人同士がコミュニケーションをとって、「自分たちの住むまちは魅力的なんだ!」と認識することが重要なのだと、あらためて感じました。この記事で語られている「地元の人同士の連帯やコミュニケーション」に、ぜひマチマチを活用していただきたいです……!

 子育てママを地域で支える「宿泊型産後ケア施設」

www.nikkeibp.co.jp

山梨県は、1999年をピークに人口が減少し、その対策として産前産後育児のサポートを考える検討会を立ち上げています。こういった母親を地域でサポートする取り組みは、同じような課題意識を持つ自治体のヒントになるはずです。

検討会のニーズ調査で浮き彫りになったのが、出産した母親の多くは、産後3~4カ月までの間に不安を抱えがちであるという実態だ。その時期は、出産で消耗した体力が回復しきっていない上に、特に1人目の出産の場合は子育て自体に不慣れなためだ。2人目以降の出産の場合も、上の子と赤ちゃんを同時に育てる負担は大きく、やはりケアが求められているという。

こういった母親の出産前後のサポートする施設が増えることで、そのエリアで子育てする世代が増えて、結果的に地域活性に繋がるのではないかな……と思いました。

コミュニティづくりにまつわるイベントピックアップ

2月24日(金)水戸構想会議「楽しいまちづくりシンポジウム」~7年後の水戸~

madcity.jp

「リノベーション」や「アーティストインレジデンス」でまちの再生に取り組んでいる寺井元一のお話はまちづくりに関わっている人には参考になるはず!

2月11日(土・祝)のオリジナルの宇都宮を体感するツアー

www.hinagata-mag.com

実際に宇都宮・東京で2拠点生活をしている人やまちのキーマンに案内してもらえるところが魅力的だと感じました。2拠点居住をしたいと思っている人や今後移住を視野に入れている人にはぴったりの企画だと思うので参加してみてはいかがでしょうか。

 

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