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ご近所未来ラボ by ご近所SNSマチマチ

ご近所SNS「マチマチ」が運営するブログです。「マチマチ」のお知らせから、参考になるコミュニティデザインの事例まで色々発信していきます!

高齢者世帯の孤立、「セルフネグレクト」を防ぐために(2016年12月中旬・コミュニティデザインニュース)

まちづくり 高齢者支援 地域包括ケアシステム 保育園 ニュース コミュニティデザイン 世田谷区 祖師谷公園
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ご近所SNS「マチマチ」のコミュニティデザインチームでは、よりよい地域社会のデザインを目指して、日々参考になるようなニュースやトピックのリサーチを行なっています。その中で集めた情報を「ご近所未来ラボ」で定期的にシェアしていきます!

machimachi.com

私たちと同じように、地域の課題解決に取り組もうとしている、あるいはすでに取り組んでいる方々にとって、少しでも参考になれば幸いです^^

民間企業による多面的な地域コミュニティのサポート、シャープが実験的にスタート

最近、民間企業が行政と提携して地域支援の事業を始める事例が増えています。中でも直近で気になったのは、大手総合家電メーカーのシャープが手がけるこちらの取り組みです。

japan.cnet.com

“津和野町は、町内における65歳以上の人口比率が45.7%と全国平均の27.1%を大きく上回っており、高齢者が健康的に自立した生活を送ることができるまちづくりが喫緊の課題となっていた。そこで、対象者にシャープの商品やソリューションを活用した「見守りサービス」「買い物支援サービス」「食生活サポートサービス」を提供し、高齢者の暮らしをサポートする。”
(上記記事内より引用)

 上記の取り組みで特筆すべき点は、1つのテーマに特化するのではなく、「見守り」「買い物支援」「食生活サポート」と複数のテーマに対して、多面的なアプローチを試みていることです。これは、日常生活に寄り添う“家電”を長年取り扱ってきた、シャープだからこそ持てる意識なのかなと感じました。実証実験の期間が終わった後、具体的にどのようなサービスが開始されるのか……引き続き動向は追っていきたいと思います。 

地域コミュニティの関係性を構築して「セルフネグレクト」を防げ

「地域コミュニティ」の必要性を再確認する意味で、こちらのニュースにも注目しました。

www.asahi.com

「セルフネグレクト」とは、“自己放任”と訳される言葉です。自らの意思で食事や衛生管理を行わず、他者からの援助も拒絶するような状態のことを指します。

“東京都渋谷区では、地域住民による「見守りサポート協力員」が一人暮らしの高齢者や「老老介護」世帯などを訪ね、セルフネグレクトの疑いがある場合は区に連絡しているという。 

家族や地域のつながりが薄れたうえ、高齢化や経済状態の悪化などが複雑に絡まり、複数の要因を抱えて生活に苦しむ人が目立ってきたことも、自治体による支援を難しくしている。”

(上記記事内より引用)

高齢者世帯のセルフネグレクトが深刻化すると、家はごみ屋敷化し、最悪の場合には「孤独死」に至る可能性も出てきてしまいます。こうした問題の背景について、大学教授が解説をしている記事がリリースされていました。

ごみ屋敷問題 背景に高齢者孤立 「行政、放任せず支援を」 岸恵美子・東邦大教授に聞く:毎日新聞

“1人暮らしで足腰が弱り何日分かのごみがたまると、周囲に頼めばいいと思うが、こんなにためている人と思われたくないので頼めない。分別が不十分だとごみ置き場から戻され、ごみを出すのが怖くなる場合もある。”
(上記記事内より引用)

「自分1人でやるのが難しくなったことを、身近な人に頼める関係性」さえあれば、上記のようなケースで高齢者が孤立することは少なくなるはず。そんな「身近な人≒ご近所さん」との関係性づくりに、マチマチは効果的に貢献できると考えています。高齢者と地域のコミュニケーションをいかに活性化させていくか……マチマチにできることを、これから積極的に考えていきたいです。

前回のニュースまとめでは、高齢化が進む団地で「高齢者とその他の世代の交流を生む場づくり」の事例を紹介しました。ご興味ある方は、以下をご覧ください。

lab.machimachi.com 

公園内の保育園、待機児童問題の救世主となるか

待機児童問題が深刻化する世田谷区では、国家戦略特区制度を活用して「都市公園法」の規制緩和を行い、公園内で保育所を開園できるようになりました。その制度によって、2017年4月には祖師谷公園内に「茶々そしがやこうえん保育園(仮称)」が開園する予定です。

www.sbbit.jp

“2017年4月に開園予定の茶々そしがやこうえん保育園のテーマは「クリエイティブな保育」である。祖師谷公園内にあるため、一歩外に出れば、緑や川などがあり、自然あふれる最高の立地だ。茶々保育園グループ CEO 迫田健太郎 氏は、この保育園のテーマを次のように説明する。

「一般的な保育園は一歩出れば幹線道路や住宅街という場所が多いですから、茶々そしがやこうえん保育園はそれらとは全く違う環境です。せっかくだから自然をできるだけ保育に取り入れたい。保育園の外が大自然に囲まれているので、むしろ保育園内でできることについては『自然とは真逆』に振ってしまおうと考えました」”

(上記記事内より引用)

住人に開かれた、憩いの場所である公園。その公園内に保育園ができることで、どのような変化が訪れるのでしょうか。上記の記事を見るにつけ「公園内に保育園があること」がうまく機能すれば、今までにはなかった新しい交流や賑わいが生まれ、公園はより豊かな場所になっていくはずです。

杉並区内には「公園内に保育園ができること」を反対している地域もあります。祖師谷公園内の保育園が成功事例となることで、ほかの地域で起きている問題解決の糸口になればいいな……と感じました。

(杉並区の保育園関連の動向については、以下の記事でもご紹介しております)

lab.machimachi.com 

「ご近所未来ラボ」では、今後ともこうしたニュースのピックアップを定期的に行なっていきます。TwitterとFacebookで最新情報をお届けしているのでお届けしているので、ぜひフォロー&チェックして頂けたら幸いです。

 

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