日本に上陸した中国発コミュニティサイクル「Mobike」は都市の新しい移動手段となる?

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みなさんは、都市でどのように移動されていますか?電車やバスといった公共交通器官利用する方が多いのではないでしょうか。

交通には、自宅や目的地との間、地域内といった短〜中距離を補完する手段が十分ではない「ラストワンマイル」問題があります。

行きたいところに気軽に行けるようにするためには、まだまだ解消すべき課題があるんです。

コミュニティサイクルという解決策

近年、自分の自転車がなくても好きな場所でレンタルし、乗り捨てもできてしまう「コミュニティサイクル」が注目を集めています。日本でも、東京をはじめ各都市で展開されています。

lab.machimachi.com

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海外では、都市によっては当たり前に移動手段として使用されている場合もあるといいます。

今回は、コミュニティサイクルの普及が進む中国で誕生し、最近日本への進出もはたした「Mobike」を紹介します!

気軽に利用できるコミュニティサイクル「Mobike」

「Mobike」が提供するのは「乗り捨てが可能な自転車シェアリング」のサービスです。日本では「コミュニティサイクル」「自転車シェアリング」「サイクルシェアリング」などとも呼ばれています。

「Mobike」は2016年4月に上海でスタート。サービス開始1年ほどで中国各地やシンガポール、イギリスにも進出。現在は100以上の都市で、500万台以上の自転車がシェアされています。1日の利用数は多いときではなんと2500万回にもなるとのこと。

利用方法はとても簡単です。まず、スマホのアプリ上から、GPSとSIMカードが搭載されたMobike専用の自転車の場所を検索。利用できる自転車をリアルタイムで把握した上で、自転車の場所まで移動します。自転車にたどり着いたら、利用したい自転車に取り付けられているQRコードを専用のアプリでスキャンします。

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アプリ上で決済を行うと、鍵が自動で解除され利用可能に。利用後は好きな場所で駐車し、アプリを使用して施錠すれば利用完了という流れです。もちろん、乗り捨てた自転車は、その後また別のユーザーが使用できるという仕組み。

「Mobike」の魅力は、なんといってもアプリが可能にしている利用の気軽さです。例えば、出先で突然利用したくなったときでも、近くに停車している自転車が見つかれば、すぐに利用することが可能です。

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しかも、Mobikeは中国国内での利用料金は30分あたり10~20円と、驚きの低価格。使用する自転車を丈夫でメンテナンスフリーなものにしたり、パンクフリーのタイヤを採用するといったコストダウンによって、この低価格は実現されているそうです。

日本で展開しているコミュニティサイクルは、スマートフォンとの連動までは至っていなかったり、料金が高かったりすることもありますが、Mobikeは違うアプローチになっています。

まずは福岡、札幌への進出を目指す「Mobike」の日本展開

日本でも、2017年6月22日「Mobike」の日本法人モバイク・ジャパンの設立が発表されました。まずは福岡市、そして札幌市への展開を目指していくと発表しています。

「Mobike」の日本展開では、福岡市と連携しMobike専用の駐輪場を整備していく方向で現在協議が行われています。民間の空きスペースなどへの駐車も視野に入れつつ、貸し借りできる場所を模索しているのだとか。拠点が増えるほどユーザーの利便性が増すサービスのため、駐輪場の確保は日本展開における鍵となりそうです。

また利用料金もなるべく抑え、支払いの選択肢も多様に用意することで、中国国内と同様気軽に利用できるよう検討しているとのこと。日本でのサービス開始は2017年内を目指しています。

それぞれの街で繰り広げられるコミュニティデザインに注目

今回ご紹介した「Mobike」の他にも、地域型のコミュニティサイクルや、さまざまなコミュニティデザインがそれぞれの地域で実現しています。

「自分の暮らす地域ではどんな取り組みがあるのか」「今後どんな活動が繰り広げられていくのか」など、近所に住む方々との情報交換の場として、マチマチの利用もおすすめです

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参考

mobike.com

一般社団法人 日本シェアサイクル協会