「めぐろ子ども食堂」に学ぶ、“食”を通じて地域コミュニティをつなげる取り組み

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ご近所未来ラボでは、まちづくりやコミュニティデザインに関するキーワードについて積極的に取り上げています。特にこれまで、近年様々な場所で開設されている「子ども食堂」の動きに注目してきました。今回は、目黒区という都心で開催されている「めぐろ子ども食堂」の活動に注目します!

全国に広がる「子ども食堂」のネットワーク

東京都内では江東区や大田区などに58箇所、全国では300箇所以上も存在

子ども食堂とは、放課後や夜に親が働いていたり、家族との関係が難しいなどの事情から、一人で夕飯を食べざるを得ない子どもたちと、地域の大人が一緒になってご飯を作って食べるという活動です。

調理は近隣に暮らす主婦や住民がボランティアで行うことが多く、食材も寄付などで賄われています。子どもたちは、無料か数百円程度を払えば食事を取ることが可能。近年、テレビや新聞等で取り上げられることも増え、全国各地で開催されるようになりました。

現在、東京都内では江東区や大田区などに58箇所、全国では300箇所以上の子ども食堂が行われているそうです。以前ご近所未来ラボでは、様々な「子ども食堂」の取り組みの中でも、特に「地元」とのつながりに着目した活動を行う「恵比寿じもと食堂」を取り上げ、お話を伺わせて頂きました。

lab.machimachi.com

参考

kodomoshokudou-network.com

www.asahi.com

都心にできた子どもたちの居場所「めぐろ子ども食堂」

児童館や住区センターの一角を借りて、子供たちに夕食を提供

今回注目する「めぐろ子ども食堂」は、「めぐろ子どもの場づくりを考える会」によって、2016年3月から始まった取り組みです。児童館や住区センターの一角を借りて、子供たちに夕食を提供しており、現在は2か所で開催。近隣に暮らす住民が、ボランティアとして調理や運営に携わっています。

運営を担う「めぐろ子どもの場づくりを考える会」は、目黒という都会の中で、子どもたちがいきいきと活躍できるような、様々な体験の場づくりを目指して活動してきました。あるとき、夜になっても町中を出歩いている中学生や、毎日のように一人で留守番をしている小学生のために、夜の子どもたちの居場所をつくれないかというアイデアが浮かびます。そこで、地域の公共スペースを活用し、皆で夕食を食べる「めぐろ子ども食堂」をスタートさせることになったのです。

「めぐろ子ども食堂」では、夕食を一緒に囲むほか、子どものための料理教室や、いらなくなったおもちゃやきれなくなった服の交換会なども行っています。これは、「子供たちに様々な体験を提供したい」という思いを持つ「めぐろ子供の場づくりを考える会」ならではの取り組みです。

現在は、月に1回のペースで開催されている「めぐろ子ども食堂」。これからも継続した開催を続けながら、より多様な人々に入ってきてもらえる場を目指しています。

「マチマチ」は「子ども食堂」に行きたい人も、広めたい人にもおすすめ!

様々な属性や世代の人が出入りするための情報発信を

高い注目を集め、どんどん広がりを見せる「子ども食堂」の取り組み。ただ、周辺住民からの理解や、集まる人々の多様性の確保を課題として感じている場所も多いのだそう。様々な属性や世代の人が出入りするための情報発信が求められています。

例えば、ご近所未来ラボ「マチマチ」のような、ご近所限定SNSを使えば、多様なバックグラウンドを持った地域住民に情報を発信し、アプローチすることが可能。また、「子ども食堂」に行ってみたいという方も、自分が住む地域の「子ども食堂」を簡単に見つけることが出来ます。ぜひ一度、使ってみてくださいね。

ご近所SNS「マチマチ」

machimachi.com