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ご近所未来ラボ by ご近所SNSマチマチ

ご近所SNS「マチマチ」が運営するブログです。「マチマチ」のお知らせから、参考になるコミュニティデザインの事例まで色々発信していきます!

「恩は先出し、倍返し」川崎のキーマン・田村さんが語る地域コミュニティづくりのポイント

コミュニティデザイン

ご近所SNSマチマチが運営する『ご近所未来ラボ』では、「地域活性や街づくりに携わる方々の力になりたい」という思いから、“コミュニティデザイン”についてのリサーチやインタビューを行なっています。

machimachi.com

今回は、神奈川県川崎市を中心に、地域活性のためのさまざまなプロジェクトを手がける、一般社団法人「カワサキノサキ」代表理事の田村寛之さんにインタビューをしました。その模様を、3つの記事にわたってお送りします。

1本目の記事では、田村さんのこれまでの活動、その背景にある思いについて紹介しました。

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 2本目となるこちらの記事では、田村さんが日頃から意識している「地域コミュニティづくりのポイント」についてのお話をまとめました。

 

人の「やりたいこと」と「足りないこと」を察知する 

「地域で日ごろから情報をシェアし合える、助け合えるコミュニティがほしい!」

「けれども、自分でゼロから立ち上げるのはちょっと無理かも…。。」

こんなふうに感じている方、結構多いのではないでしょうか。

もともと縁もゆかりもなかった川崎で、今ではたくさんのコミュニティの中心人物となっている田村さん。ゼロから関係性をつくっていく上で大切なことは「話を聞くことだ」と言います。

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「人には皆、それぞれに『やりたいこと』と、『足りないこと』があるんです。まずはじっくりと相手の話を掘り下げて、それらを把握することが大事。あとは、“やりたいこと”を実現させるため、“足りないこと”を補うために、自分が持っているリソースを相手に提供する。良好なコミュニティは、こうしたギブ(与えること)からスタートします」

田村さんは、自分の人脈とコミュニケーション力を提供して、これまでにも数々のイベントを成功させてきました。2015年に田村さんが携わった「農園フェス」は、まさに格好の一例です。

「農園フェスの運営は最初、開催場所を提供する農家と地元のフレンチ料理人の2人しかメンバーがいなかったんです。彼らはそれぞれに農業、料理のプロだけれども、当然ながらイベントのプロではなかったから、広報と集客、そして大事なブランディングにすごく苦戦していて。そこで僕らは、農園エフェスの実行委員会を立ち上げ、僕の知り合いで協力してくれそうな人に声をかけました」

田村さんの呼びかけに応じて、実行委員会には初動から約10人もの協力者が集まったのだとか。これも、日頃から田村さんが「まず自分からギブすること」を実践しているからこそなのでしょう。

 

「楽しそうにやること」が最大の求心力

コミュニティづくり、人集めが上手になるポイントとして、田村さんは「自分からギブすること」の対として、大事にしていることがあると話します。

「誰かから何かをしてもらった時は、その倍を返すように意識しています。そうすると、お互いがいつでも、快く協力し合える関係になっていくんです」

ただ、付き合いが広がっていく中で、相性のよくない人と出会うこともあると思います。苦手な人とやり取りする必要が出てきた時、田村さんはどう対処しているのでしょうか。

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「僕みたいにグイグイくるタイプが苦手な人って、悲しいかな必ずいるんですよね(笑)。そういう時は、自分が無理にコミュニケーションを取ろうとしないで、自分のコミュニティの仲間とつながってもらうようにしています」

コミュニティのことを、全部ひとりで背負い込む必要はない。お互い足りない部分はギブし合えばいいーー田村さんの考え方の根幹には「助け合いの精神」が、揺るぎなく宿っています。

「地域全部を巻き込んでいく上では、敵は作らない方がいい。気の合わない人と敵対しないためには、適度な距離感を持つことも、時には重要なんです。みんながハッピーになるのがベストですから。

 あとは、コミュニティを盛り上げたいなら、楽しそうにやること。人は楽しそうな場所に、自然と集まってくるものです。『コミュニティに貢献しよう』という責任感も大切ですが、それよりも『めいいっぱい楽しんでやるぞ!』という姿勢が、人を巻き込む力につながっていきます」

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満面の笑顔で「自分のコミュニティの活動は、僕がいつだって一番楽しんでますから」 と語る田村さん。彼のもとに人がたくさん集まってくる最大の理由は、きっと「楽しそう」だからなんだろうなと感じました。

 

次回は田村さんに「これからのマチマチの活用法」について、伺った内容をお送りします!

 (続きは以下よりご覧いただけます)

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