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公園内に保育園が誕生!パークマネジメントの要となる都市公園法の改正って?

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ご近所SNS「マチマチ」が運営するメディア「ご近所未来ラボ」では、コミュニティデザインやまちづくりに関する最新の動向をお届けしています。今回はパークマネジメントにおける注目の動き「都市公園法の改正」についてご紹介します。

都市公園法改正で、公園内に保育園設置が可能に

2017年春、「パークマネジメント」の要となる「都市公園法」が改正されました。この改正は、老朽化が進む都市公園において、民間事業者がより参入しやすくなるようにしたものです。

大きな変化としては、公園内に保育園を設置することが可能になりました。もともと、公園内には「公園施設」と呼ばれる飲食店や売店しか設置することができませんでした。しかし、都市部を中心とした保育園不足や待機児童問題を受け、新たな保育園の開設地として公園が採用されることになったのです。

今回の都市公園法改正に先駆けて、国家戦略特区に指定されている東京都内では、すで既に公園内に設けられた保育園の開設準備が進んでいます。

その一つが、世田谷区の祖師谷公園内に開園する「茶々そしがやこうえん保育園」です。公園内とはいえ、住宅地に密接しているため、子どもたちの声などがあまり届かないよう工夫された作りに。その他にも、荒川区や品川区内の公園で保育園建設が進んでいます。公園内に保育園があるということが当たり前になる日もそう遠くないかもしれません。

参考リンク

東京都における国家戦略特区の取り組みまとめ

news.mynavi.jp

民間事業者によって進む「パークマネジメント」

今回の法改正によって新たに決まったのは、保育園設置だけではありません。飲食店や売店などの公園施設の規制も緩和されることに。これにより、公園内に大規模な飲食店や売店を設置することが可能になりました。

また、従来収益を得る公園施設は原則10年間しか継続して設置できませんでしたが、今回の改正で20年に期間が延長。より長期的な運営を手掛けることができるようになりました。合わせて、公園施設を運営する民間事業者が、隣接する広場の監修も手掛けられるようになっています。

最近は、公園内に設けられているカフェやレストランがパークマネジメントに積極的に関わる事例も増えてきています。豊島区の南池袋公園にあるレストラン「Racines FARM to PARK」は、公園を管理・運営する団体と連携し、様々なワークショップイベントを手掛けるなど、パークマネジメントの中心を担っています。

こちらの公園のパークマネジメントについては、以前ご近所未来ラボでも取り上げました。

lab.machimachi.com

世田谷区の駒沢オリンピック公園内には、新たにカフェレストラン「Mr.FARMER」がオープン。このレストランは世田谷産の農作物を使ったメニューの提供や、ファーマーズマーケットを開催していくほか、災害時には徒歩帰宅者対応や地域住民の支援を行う防災施設へと転用される予定。都市公園法改正によって、ますます多様な公園の形が増えていきそうです。

「パークマネジメント」の動きはここでチェックしよう

都市公園法の改正により、さらに注目が高まる「パークマネジメント」。ご近所未来ラボでは以前、国内外における「パークマネジメント」の先端事例を取り上げました。


国内におけるパークマネジメントの事例

lab.machimachi.com

海外におけるパークマネジメントの事例はこちら

lab.machimachi.com

ご近所SNS「マチマチ」では、地域のために活動しているNPOや任意団体をサポートする「地域活動支援プログラム」を実施しています。地域コミュニティでパークマネジメントに取り組んでみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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「パークマネジメント」のカギを握るのは地域コミュニティでの対話

今回の法改正が、さらに日本に魅力的な公園が広がる追い風となるのではないでしょうか。ご近所未来ラボでは引き続き、「パークマネジメント」の動きに注目していきたいと思います。

「パークマネジメント」は、地域コミュニティが一緒になって取り組んでいくことで、より可能性を発揮していく手法。地域住民同士のコミュニケーションツールには、ご近所SNS「マチマチ」がぴったり。地域でのパークマネジメントに興味がある方は、ぜひ導入してみてくださいね。

machimachi.com