高架道路が公園に生まれ変わる!ソウルに誕生したユニークな公園「Seoullo 7017」

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地域と公園のこれからの関わり方を考える上で、近年注目を集めているパークマネジメント。日本だけではなく世界中で、日々新しい事例が生まれています。

今回は韓国・ソウルの、古い高架道路が生まれ変わった植物公園「Seoullo 7017(ソウルロ7017)」をご紹介します。

Seollo 7017とは、韓国の首都ソウルの中心都市部であるソウル駅をまたぐ、自然溢れる歩行者専用の公園。園内には観光客にも向けたインフォメーションセンターや、飲食店も設置されています。

古くなった高架道路を公園につくり変えるプロジェクト

1970年、交通渋滞の緩和のためにつくられたソウル駅の頭上に位置する高架道路。長さはおよそ1kmに及ぶ道路は、数十年もの間駅周辺の重要なインフラとして多くの人を支えてきました。

しかし、年月が経つにつれて老朽化が進み、1990年代後半からは定期点検のたび安全性の課題が指摘。都度、修繕を繰り返すも、2006年に安全上問題があると決定づけられ、通行禁止に。道路の撤去が検討されはじめます。

建設当時と異なり、近年の研究では高架道路が交通渋滞を緩和するという考えには信ぴょう性を疑う声も。それを踏まえた上で、2014年までの約8年間、行政は道路の取り壊しについて検討を続けました。 

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長い歴史の中で、高架道路は利用者からも愛され、取り壊しではなく残すべきという意見も根強くあったといいます。8年に及ぶ長い議論の末、行政が出した結論はソウルを行き交う人々のための公園として再利用することでした。

公園をデザインしたのは世界的に活躍する、オランダのロッテルダムを拠点とする建築集団「MVRDV」。高架道路の形状を生かすことはもちろん、人々にとって利用しやすい集いの場となるよう、入念に設計を行っていきました。

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公園オープンによって地域全体の活性化を促進する

議論が始まってから11年、公園になることが決まってからおよそ3年後の2017年5月20日、Seoullo 7017はオープンしました。 

園内は歩行者専用で、24,000もの多様な植物による自然溢れる空間に。夜には植物のライトアップも行われます。このプロジェクトでは、高架道路から公園をつくることが目的ではなく、道路周辺地域の活性化も目的の一つに据えられました。

園内は憩いの場としての役割のほか、観光情報やSeoullo 7017に関する情報全般を扱うインフォメーションセンターが設置。情報収集の場としての役割も担っています。 そのほか、カフェなどの飲食店や、観光客向けのお土産を扱う店舗なども設置。地域住民だけではなく、観光で訪れた人に向けた場所としても、機能しています。

Seoullo 7017は首都ソウルのまさに中心地、ソウル駅を緑化する先進的な取り組みです。近しい事例としては、ニューヨークの高架貨物鉄道の跡地を公園に再生した「High Line Park」などが挙げられるでしょう。

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Seoullo 7017は行政が進めるプロジェクトですが、「High Line Park」は民間のファンドレイジングによって資金調達をするなど、それぞれ参考にすべき要素がありそうです。

 「High Line Park」がオープンしたのは2009年。現在は、ニューヨークを代表する観光地となり、ガイドツアーやイベントなどが定期的に開催。地域の人が集う場としても機能しています。

 今後Seoullo 7017は、より多くの植物を園内で育てていくとともに、公園ツアーの開催、フラワーパークやイルミネーションの導入なども検討。施設の充実を目指した取り組みも続けていく予定とのことです。

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住んでいる地域のパークマネジメントの取り組みは?

日本でも今回取り上げたような、海外事例を元にしたパークマネジメントが進むことが予測されます。「自分の住んでいる地域の公園でできることは何か」「近所ではどんなパークマネジメントの取り組みが行われているのか」など。

気になった方はぜひマチマチをご近所の方々との情報交換ツールとして活用してみてください。

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参考

www.curbed.com

seoullo7017.seoul.go.kr

http://english.visitseoul.net/tours/All-about-Seoullo-7017_/21502

文京区の地元密着型イベント「小石川マルシェ」に出展!ご近所情報もたくさん集まりました!

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2017年5月14日(日)に開催された「小石川マルシェ」に出展してきました!「小石川マルシェ」は、「ちょっといい普段」をキーワードに旬のおいしい野菜やこわだりの逸品を販売する地元密着型イベント。

マルシェとはフランス語で「市場」を意味する言葉。休日の広場に様々なお店が軒を連ねる様子は、街に賑わいを生み出します。「小石川マルシェ」は、地域住民の愛する街を元気にしたいという考えで小石川マルシェを立ち上がりました。

ご近所情報が集まった「小石川マルシェ」

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マチマチも、このイベントに出展!他地域でのイベントと同様にご近所マップの作成や輪投げなどのアトラクションを実施しました。

「小石川マルシェ」には、近所に暮らすお年寄りの方が多く参加され、マチマチのご近所マップにも集まってくださいました。

さすが、長く地域に住まわれているだけあって、集まった付箋の量はとても多く、中にはペンを持って直接書き出したおばちゃんをいらっしゃいました。

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以前、「ご近所未来ラボ」のインタビューにもご協力してくださった文京区に位置する地域連携ステーション「フミコム」でコミュニティマイスターとして活動する田邊健史さんも来てくださいました!

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田邊さんも私たちと一緒になって、来場されたお客さんたちにマチマチについて広めてくだいました!

イベント当日は、たまたま看板を見かけたというマチマチユーザーがブースを訪れてくださり、マチマチが少しずつ広がっている様子を体感することができました!

今後も、地域のイベントにお邪魔しながら、マチマチのユーザーが広がっていくように活動を続けていきます!マチマチで、地域のおすすめ情報を日常的に教え合っていきましょう!

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子ども目線でまちを考える!小学生たちが大人に向けて解決策を提案するイベントが原宿で開催

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参照:http://social-kids-action.jp/

子どもの発想はときに大人の想像力を凌駕します。

子どもから提案される思ってもみないアイデアが、大人を動かし、街の将来像に変化をもたらすかもしれません。

放課後 NPOアフタースクールとNPO法人二枚目の名刺が、Kids Experience Designer 植野真由子氏と共同で、「ソーシャルキッズアクションプロジェクト」を開催します。

ソーシャルキッズアクションプロジェクトとは?

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参照:http://social-kids-action.jp/

「ソーシャルキッズアクションプロジェクト」は、2016年に渋谷区で開催されました。2回目となる今回の舞台は原宿です。「小学生の力で原宿の街を変えていこう!」をテーマに、子どもたちの目線でまちづくりを考えていきます。

ソーシャルキッズアクションプロジェクトは、地域に住む大人との対話を通して、子どもたち自らが街の課題を見つけ、大人に向けて解決策を提案する活動です。子どもならではの視点で大人を動かすこと、子どもたちに自発的なアクションを起こさせることを目的に行われています。

プロジェクトではまず、インタビューを通じて街の人たちの声を聞き、集めた声をもとに「どんな街にしたいのか?」を子どもたちだけで話し合います。話し合いのなかで、自分たちの考えを磨き、最終日、大人に提案するまでが一連の流れとなります。

子どもの本気が大人の本気を引き出す

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参照:http://social-kids-action.jp/

計5回5日間にかけて行われる今回のプロジェクト。4人でテームを組み、与えられたテーマに基づいたインタビューを、各商店街や商業施設などで行っていきます。

例えば、商店街で行うインタビューのテーマは「渋谷に住んでいる人は、どんな渋谷にしたい?」。それに対し、商業施設で行うインタビューのテーマは「渋谷を訪れる人はどんな渋谷にしたい?」というもの。渋谷に住んでいる人と渋谷に訪れる人、2つの視点を軸に、インタビューを行っていきます。

全5回にわたるプロジェクトの初回は2017年7月21日(金)。参加の対象となるのは、渋谷区在住の小学4年生~6年生。

子どもが本気で街のことを考え、提案する。それによって、大人の本気をどれだけ引き出し、街の将来像に反映させることができるのか。渋谷区だけではなく、子ども目線のまちづくりが、全国的にも広がって欲しいですね。 

social-kids-action.jp

マチマチを活用して、地域の声を聞いてみよう

ご近所SNSマチマチは、地域の情報をキャッチするためのツールです。まちづくりのアイデアの種を見つける際にも、ぜひ活用してみてください!

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子どもたちがワイワイ元気な世田谷公園で開催された地域イベント「ビオキッズ2017」に出展してきました!

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世田谷公園で開催された地域イベント「ビオキッズ2017」に出展してきました!「ビオキッズ2017」は、プレーパークに集う親たちが、もっと外遊びを知ってほしい、もっとプレーパークを知ってほしいとの思いから立ち上げた、外遊びをテーマにした野外フェスです。

プレーパークは、「自分の責任で自由に遊ぶ」をテーマに子どもたちの自由な遊びを尊重しています。世田谷区と地域住民が協働で運営し、一緒に遊具やルール作りなどを行うことで、子どもたちが主体的に遊びをつくる場をつくりだしています。

世田谷区の方が多数の人が訪れた「ビオキッズ2017」

「ビオキッズ2017」には、これまでマチマチが出展したイベントの中でも最多の来場者でした!マチマチのブースも、レゴを準備して子どもたちに楽しんでもらったり、マチマチを体験してもらったりしました。

今回のイベントは子ども連れで参加される方も多く、イベント会場は子どもたちの元気な声で賑わってました!子どもたちは元気いっぱいです。

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もちろん、いつものご近所マップの作成ワークショップも開催!世田谷区のご近所情報が集まりました。

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イベント当日は、世田谷公園の近くに住んでいた方が訪れてくださいました。マチマチのブースは入り口近くにあったので、来場者の多くの方々足を運んでくださいました!マチマチのブースには、現世田谷区長・保坂展人さんも来てくださいました。

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市民を地域のプレイヤーにしていこうと活動している世田谷区、「ビオキッズ2017」でもその熱量を感じました。

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ご近所SNSマチマチは、子育てに役立つ情報をはじめ、防犯・防災の情報など、気軽に共有することができます!ぜひ皆さんの地域でも、使ってみてください!

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求められる町内会のアップデート!渋谷区が町内会をサポートする条例を制定

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突然ですが、皆さんは町内会に入っていますか?なかなか、地域で暮らしているだけでは町内会との接点は少ないのが現状ですよね。

これまで町内会は、ゴミの管理や、街灯の設置・保護、防犯パトロールなど、行政が担いきれない役割を受け持つことによって、地域社会をスムーズに運営する役割を担ってきました。現在では、都心部を中心に、各地の町内会から人が減っていっています。

特に若い世代において町内会に新しく加入する人が少なくなっているために町内会参加佐の高齢化も進み、存続が危ぶまれているところもあります。。

こうした現状を変えるため、東京・渋谷区では行政が町内会を支援し、若い世代も町内会に関わりやすくするための条例が制定されました!

行政と町内会がタッグを組み、地域社会をより良いものに

今回新たに制定されたのは、「渋谷区新たな地域活性化のための条例」。渋谷区内の町内会の活性化を目的の一つとしており、各町内会に対して補助金を交付するほか、事務処理や経理面での人材獲得を行政が支援します。

区内の公認会計士や税理士などの専門家をボランティアとして紹介してもらったり、子育て中の母親たちが町内会の業務の一部を請け負うことも可能です。町内会に直接加入している人に留まらず、区内の住民全体で、町内会の役割を担っていくということが目指されています。

渋谷区がこの条例の制定を行った背景には、全国の他の町内会と同じく、深刻な人材不足という問題があります。渋谷区でも若い世代の新規加入者が減っており、このままだと町内会が担ってきたサービスが維持できなくなる恐れもあるのです。

すでに、同様の取り組みが品川区で実施されています。品川区の場合、特に開発が進むエリアにおいて新たに越してくる住民が増えていますが、こうした人々が新たに加入するかが大きな課題になっています。

行政と町内会が連携することで、これまで町内会が担ってきた役割を行政が行ったり、行政が住民に町内会への加入を促すなど、地域コミュニティ全体がスムーズに運営されていくことを目指しています。

参考

thepage.jp

町内会をアップデートするためにはコミュニケーションが重要

これまで地域社会の中で、住民が生活していくためになくてはならない存在だった町内会は、岐路に立っています。ですが、地域における町内会の役割は、依然として大きいはず。

今回のように新しい条例を制定することで、町内会が時代に合わせて継続できるように形を変えていくきっかけとなるかもしれません。

町内会に存在する課題のひとつが、以前からその土地に暮らす人々と新しく越してきた住民とのコミュニケーションです。

ご近所SNS「マチマチ」であれば、ハードルが低い状態で若い世代の人々もご近所同士のコミュニケーションを始めることができます。マチマチが地域で活用されるようになれば、町内会も少し変化するかもしれません。

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