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まちを明るく、強くする。ご近所SNSマチマチが考える「コミュニティデザイナー」の役割と将来性

ご近所SNSマチマチが運営する『ご近所未来ラボ』では、「地域活性や街づくりに携わる方々の力になりたい」という思いから、“コミュニティデザイン”についてのリサーチやインタビューを行なっています。

machimachi.com

マチマチを運営するProper Inc.では、コミュニティデザイナーの採用やコミュニティデザインチームの設置など、「コミュニティをデザインすること」に力を入れています。今回は、マチマチがコミュニティデザインに力を入れる背景について、代表の六人部より皆さんにお伝えします。

「コミュニティデザインの力」で地域コミュニティの課題を解決に導く

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(マチマチ代表・六人部)

昨今、人とのつながりはますます希薄になってきています。特に移住者の多い都市部では、地縁も血縁もない人が多くいらっしゃる。それに伴って、つながりが希薄化することによって起こる地域の課題も、着実に増加してきています。

この課題を解決するためには、地域コミュニティの力が必要だと考え、私たちマチマチは「ご近所の人々とのつながりを通して、地域の課題を解決する」をミッションに掲げています。

ミッションの実現には、オンライン・オフラインを問わないコミュニティへの理解、なかでも地域コミュニティへの深い理解が不可欠です。マチマチが力を入れている「コミュニティデザイナー」という職種は、studio-Lの山崎亮さんのように、コミュニティを理解し活性化する役割として、今後の地域コミュニティのにおいて重要視されていくと考えています。

(上記、六人部マチマチを運営する上での思いを語ったイベントのレポートです)

そのまちでの暮らしや子育てが楽しくなるように。マチマチの考えるコミュニティデザイナーの役割

地域コミュニティと一口に言っても、まちごとに住んでいる人も、抱えている課題も異なります。それぞれの違いを理解し、そのまちに適したコミュニティを作っていくためのヒントやアドバイスを行なうことが、マチマチの考えるコミュニティデザインです。

現在、マチマチのコミュニティデザインチームは大きく3つの業務を担っています。

1つ目は、地元に魅力を見出したい人、ご近所コミュニティに参加したい人、近隣住人を巻き込んで地域貢献活動したい人のサポート・支援です。

参加されている方は、コミュニティデザイン領域に強い関心を持つが中心で、年代は20代〜50代までと幅広くいらっしゃいます。ゼロから新しいコミュニティを作ろうとすると、一筋縄にはいきません。思い通りに進まず苦労する場面もありますが、「マチマチがきっかけで地域と密に関われるようになった」「この街で暮らすことが楽しくなった」との声もいただいています。大きなやりがいを感じられる瞬間ですね。

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2つ目は、地域のニーズとリソースの可視化です。

地域のニーズ、困っていることが可視化されれば、そこに対するサポートもしやすくなる。地域のリソース、役立つ情報が可視化されれば、住人同士のコミュニケーションが盛り上がっていく――この2つの要素の可視化をきっかけに、さまざまな人と人、人と情報のマッチングを生んでいくことで、街は確実によくなっていきます。

具体的な取り組みの一例として、自治体や住民が主催するイベントに参加し、その街の「ご近所マップ」を、住人と一緒につくる活動をしています。

地域には、住んでいるからこそわかる情報、知る人ぞ知る貴重な情報が、数多く眠っています。一方で、引っ越してきたばかりの人など、そうした地域情報を求めている人たちも、たくさんいることも事実です。

イベントに参加をしてご近所マップを作ることを通して、地域のリソースを可視化すると同時に、住人の困りごとやニーズを洗い出すこともできます。“情報と人”をつなげることで、地域に住む個人の課題を解決することを目指します。もちろん、その街の新しい魅力に、住人に気づいてもらう効果も期待できます。

作成したマップはマチマチ内でその街の近辺に住む方々にシェアして、情報共有やコミュニティ作りのツールとして活用しています。マチマチのコミュニティデザイナーは、こういった取り組みを、積極的にしかけていく存在であってほしいですね。

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(まちあるきイベントでは住人の方々に「ご近所マップ」を作成してもらい、後日Web上で共有しています)


3つ目は、この『ご近所未来ラボ』で行なっているような、コミュニティデザイン領域のイベントやニュースの情報収集です。地域課題の分野で注目を集めるトピックスやイベントを毎週まとめて発信し、マチマチのユーザーや、地域で活動されている方々に伝えていくことで、コミュニティ形成のヒントを提供できればと考えています。

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ひとりじゃ解決できない問題は、みんなで向き合う。そのための、コミュニティデザイン

地域コミュニティの活性化には、私たちだけではなく、多くの人の力が必要です。そのためにマチマチのビジョンやミッションに共感があり、コミュニティデザイン領域に興味関心のある方々のグループ「マチマチサポーター」を作り、イベントや活動を行なっていこうと考えています。

※マチマチサポーターの参加は、下記フォームより受け付けています。少しでもご興味ありましたら、ぜひご応募ください。
ご近所SNSマチマチ(株式会社Proper)の採用・サポーター応募フォーム

 

たとえば、ご近所さんを巻き込みながら地域コミュニティを育てていきたい人たちを集めて、ノウハウを共有する場を作ったり。オフィスを開放して、オープンに相談できる機会を設けたり。そうしたリアルな場づくりを模索しながら、マチマチを地域活性にうまく活用してもらえるようなきっかけを、積極的に皆さんに届けていきたいです。

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地域やご近所に関心の高い人たちと繋がれるグループをつくることで、地域課題を個人という点ではなく面で解決していく。そういった、「地域づくりやまちづくりを牽引していく層」のためのコミュニティ作りを進めていく予定です。ここでも、コミュニティデザイナーは重要な役割を果たすはず。

そして、現在の活動の延長線上で、代々木梶ヶ谷などで行ってきたイベントやまち歩きを、よりたくさんの人とともに広げていきます。つながりが希薄になりつつある都心部を中心に、近所の人と関わりを持ち、住んでいるまちの新たな魅力や課題を共有する機会を作っていきます。

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昨今の社会では、個人で解決しきれない問題が次々と表面化してきています。そんな時に、地域の住人を集めて、みんなで課題解決できるように導くのが「コミュニティデザイナー」です。ひとりでがんばって、直接的に課題を解決をすればいい……というわけではありません。課題があることに気づかせ、どうやったらそれが解決できるのか、そのまちの住人たちが自主的に考えられるように促す――これが、コミュニティデザインの本質だと、考えています。

コミュニティデザイナーの需要は、 これから一層高まっていくでしょう。私たちマチマチは、地域に寄り添えるコミュニティデザイナーを、大切に育ていきます。

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マチマチでは、よりよい地域社会の創造を目指す一環として、社内に「コミュニティデザインチーム」を立ち上げ、コミュニティデザイナーを募集しています。ここで募集する「コミュニティデザイナー」には、マチマチのブランディングから、マチマチを活用している各地のユーザーの支援、交流等まで幅広く担当してもらいたいと思っています。

コミュニティデザイナーの勤務形態は、柔軟にご相談に応じます。フルタイムじゃなくても可、リモートワークでもOKです。ご興味ある方は、ぜひ下記のリンクより気兼ねなく、ご連絡ください。

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時代に必要とされるコミュニティデザイナーのあり方を、一緒に考えながらつくり上げていきましょう!

↓「コミュニティデザイナー」以外の職種も募集はこちら↓

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地域コミュニティ再生のカギは「できることの持ち寄り」と「継続」(2017年2月下旬・コミュニティデザインニュース)

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ご近所SNS「マチマチ」のコミュニティデザインチームでは、よりよい地域社会のデザインを目指して、日々参考になるようなニュースやトピックのリサーチを行なっています。その中で集めた情報を「ご近所未来ラボ」で定期的にシェアしていきます!

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私たちと同じように、地域の課題解決に取り組もうとしている、あるいはすでに取り組んでいる方々にとって、少しでも参考になれば幸いです^^

廃校活用、コミュニティイベントの拠点として

日本では少子化による廃校になった地域は少なくないと思います。

文部科学省で廃校施設等活用状況についてまとめられているものがありました。

廃校施設等活用状況実態調査の結果について:文部科学省

平成23年度に新たに474校が廃校へ。この20年間での廃校数は6,834校

少子化による児童生徒数の減少などにより、平成23年度に新たに廃校になった公立学校(小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校)は全国で474校ありました。廃校調査開始以来、毎年400校から500校前後の公立学校が廃校となっています。調査を開始した平成4年度から平成23年度までの20年間で、廃校となった数は6,834校となりました。

廃校を地域住民を中心に構成された「報徳の会」が買い取り、コミュニティの場として取り組んでいる千葉県市原市の事例が、こちらの記事で取り上げられていました。

cocolococo.jp

現在「報徳の会」の事務局長を務める小出さんは、地域再生について下記のように言及しています。

いま、全国いたるところに廃校があります。その利用方法に困っているところも多いと思います。でも、どこかの真似をするのではなくて、地域にある、足元のものを活かすべきだと思うんですね。ここは木造校舎だから、それを活かして整備したり、サワガニやメダカもいるから、そういうものに触れる企画を考えたり。内田にしか無い魅力を、大事にしています。あとは、人ですね。地域の人が、自分が持っている能力を発揮しながら、再生することです。うちも一番の財産は、やっぱり、人だと思っています。

余った布で蝶々を作ったり、凧の作り方を教えたりと、地域の人ができることをコミュニティイベントとして継続していく。そうすることで、地域の人たち自身がそのまちの魅力に気づき、それをもっと伸ばしたり、広めたくなる……地域の再生は、その地域の人たちの自発的な動きなしでは成立しないのだと、あらためて感じました。

 

 「地域とつながりたい」という想いから

こちらは、さいたま市で地域の人と人をつなげるために、一風変わった活動をしている方の記事です。

greenz.jp

佐藤さんは自分の活動について下記のようにコメントしています。

震災前はまったく感じていなかった、言い知れぬ不安に襲われた佐藤さん。それ以来、地域とつながりたいという気持ちが生まれ、突き動かされるように行動し始めたのです。

それからですよね、「near design」を始めて、カフェもマーケットもやって。急に、いろいろなところにアンテナが立ったんでしょうね。 今思うのは、狼煙を上げておけば、気づく人は気づくんだな、って。それまではまったく地域との接点がありませんでしたが、今は地域の若い人たちともつながれるようになりました。 デザイン要素も入れているので、ちょっと違うことをやり始めていることに気づいて、連絡くださったり、来てくれたり。いろいろな出会いがあります。

「自分が住んでいる地域で何かしたい」と思う人は、少しずつ増えているように感じます。佐藤さんの取り組みは、同じように地域との繋がりが欲しい、なにかしたいと思っている人のヒントになるのではと思いました。


マチマチでは、オンラインのご近所掲示板としてイベント情報を近隣住民に共有したり、自分が住んでいる地域の人と繋がることができます。”自分が住んでいる地域で何かしたい” ”近所の人と関わりたい” と思っているみなさん、ぜひ使ってみてください。

ご近所SNS マチマチ | スマホでご近所掲示板

子育て支援・多世代交流の地域拠点、大阪松原市にオープン

2017年1月、大阪府松原市に多世代交流施設がオープンしました。

www.nikkeibp.co.jp

施設が持つ機能は、下記のようになります。

多世代交流と賑わいづくりを目指す「まつばらテラス(輝)」の機能は主に3つ。まず、子育て支援機能(子育てセンターの増設)、高齢者の老人福祉センター機能、そして、現役世代も利用できる生涯学習機能だ。老人福祉センターは、老朽化して建て替えも検討していた施設について、建て替えではなく機能を複合施設に移すことによって市民交流などの効果も見込む。

昨今、こういった市民が集う新しいコミュニケーションの場づくりは、全国各地で求められています。昔からある市民会館などの場も、いまの時代に合わせてリニューアルされると、よいのかもしれませんね。

地域交流スペースを持つ秋田版 CCRC

コミュニティデザインの領域で、注目のキーワードでもある「CCRC(継続介護付きリタイアメント・コミュニティ)」。

ご近所未来ラボでも、何度かご紹介しています。

lab.machimachi.com

先日、秋田の北都銀行が、秋田駅前に地域との交流機能を持ったCCRCの開発を計画していることを、発表しました。

www.nikkeibp.co.j

住宅部分は70戸。分譲部分は県外からのアクティブシニア層の移住者を想定。賃貸部分は高齢者だけでなく子育て世帯の入居も想定している。低層部の商業部分には、北都銀行と秋田信用金庫の支店、クリニック、保育関連サービスなどのほか、地域交流スペースを設置する。

一定の世代が暮らすのではなく、子育て世代との関わりや、地域と交流の場を持つことができる秋田のCCRC。どのような施設になるのでしょうか。今後も動向を追っていきたいと思います。

生活の質と安全性の担保を目指すまちづくり「スマートシティ」

こちらの記事は、海外のまちづくりの事例レポートです。オーストリア・ウィーンでは、環境負荷が少なくサステナブルな「スマートシティ」に変えようというプロジェクトがスタートしています。

www.nikkeibp.co.jp

オーストリアの交通網や電力系統網などのインフラを共通化することを目的に設立した、政府系コンサルタント機関(Transport Infrastructure Needs Assessment)Viennaの担当者は、ウィーンの都市計画について以下のようにコメントしています。

住宅だけでなく、オフィス向けビルも建設して、サービス業や商業施設、産業施設、研究開発機関、教育機関を誘致し、雇用を確保する。目標は人口と同レベルの2万人の雇用を生み出すこと。「住むだけでなく、同じ場所に雇用の場をつくることで通勤時間を少なくし、住民のQOLを上げたい」とTINA Viennaの担当者は語る。住民のQOLを高めるために、散歩や憩いの場となる緑地帯も豊富に設け、「どの住居からも歩いて5分で緑地帯にアクセスできるようにデザインする」という。

趣のある街並みを残しつつ、観光客や市民の生活の質や、安全性を高めようとしている考え方。昔からの街並みが観光資源として残されている地域が多い日本でも、大いに参考にできる内容だと思います。

 

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地域コミュニティのよりよい未来を目指して、一緒にマチマチをつくっていきませんか?

現在、マチマチを運営している「Proper, Inc.」では、エンジニア・ディレクター・デザイナーなど、さまざまな職種で人材を募集しています。

ご興味のある方、下記の詳細をご確認ください。まずは気兼ねなく話を聞きにきていただけたら幸いです!

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地域コミュニティの課題解決に挑む、シビックテックの裏側――ご近所SNS「マチマチ」を支えるエンジニアリング

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近年、エンジニアリングをどう活用するかを考える際に、純粋なスキルや経験を積むよりも、社会課題の解決に寄与していきたいという潮流が大きくなってきています。

医療や教育、そして地域などエンジニアリングによって解決できる社会課題は数多存在するなか、マチマチでは「ご近所の人々とのつながりを通して、地域の課題を解決する」をミッションに掲げ、エンジニアリングを通して地域課題の解決を目指しています。

今回は、現在マチマチのエンジニアリングを担当しているCTOの藤村大介と、フロントエンドの開発も担当するデザイナーの元山和之のインタビューを通し、マチマチがエンジニアリングを通してどのようにサービスと向き合っているかをお伝えいたします。

事業を推し進める、スピーディーなエンジニアリング

――現在の業務を簡単に教えてください。

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(共同創業者 取締役CTO / 藤村大介)

藤村:私はCTOとして、マチマチを動かすために必要なすべてを、技術面から支えています。具体的にはサーバーやデータベースの管理、新しい機能の追加、不具合の修正……スタートアップらしく、業務内容は多岐にわたります。

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(デザイナー / 元山和之)

元山:私もデザイナーながら、UIのビジュアルデザインだけでなく、実際にユーザーの体感値を左右するフロントエンドの実装まで担当しています。マチマチではフロントエンドの開発にReactを採用しているので、React Componentの実装や修正から、ViewのHtml(Haml)・CSS(Sass)を書くことが主な業務です。

藤村:また、少人数ながらもチームで開発しているので、開発プロセスの設計やチームメイトのコードレビューなども大事な仕事の1つですね。

元山:エンジニアリングに関しては、CEOの六人部含めメンバーのほとんどがSQLを読み書きできたり、Ruby on Railsの基礎知識があったりと、テクノロジーへの理解度がとても高いので、意思決定からアウトプットまでが早いです。

理解があるからこそ、実開発に携わるメンバーを含めた社内のメンバーが一丸となりサービスや事業自体の構想・設計にも関われる、スタートアップならではの土壌があります。

マチマチが開発するのは、地域コミュニティのよりよい未来

――現在、マチマチに取り組む上での「やりがい」はどこにありますか? 

元山:サービスを通して社会的な課題に取り組めることでしょう。マチマチは、実際に地域に住んでいる人の「声」が聞けるサービスです。「声」のなかから、町の人が普段生活するなかでどのようなことに困っているのか、町にはどんな課題があるかを知り、その課題をサービスを通してどう解決していくかを考えことが私たちの仕事です。

藤村:取り組む課題の意義だけに限らず、自身がユーザーになれるサービスという点も面白さの1つです。

元山:そうですね、自分が実際に携わるサービスを通して、自分の持つ課題を解決できる。提供している「価値」を自らが享受できると思えば、自然とモチベーションにもつながります。

藤村:まだ芽を出したばかりのサービスですが、私たちは大きな社会課題を解決し得る手段として、マチマチを提供しています。課題の大きさは、課題を抱える人の多さも意味しています。

そこに適切な解決手段をマチマチが提示できれば、本当に多くの人に使っていただける可能性も秘めている。そんなサービスのコアを共に考え、作っていけるのはマチマチならではでしょう。

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いま、そして今後活躍していく、マチマチ的エンジニアリング

――マチマチにおいて、現在・そして今後求められるエンジニア像はどのようなものですか?

藤村:つねに変化し続けられる柔軟性です。たとえば現段階は、会社として売り上げを追うことよりも、サービスの価値向上に注力しています。それは、より多くのユーザー様に使って頂けるサービスになることが、いまのフェーズでマチマチが目指す姿だからです。

無論、後々はビジネスモデル構造の構築といった次なるフェーズに向けての戦略設計も必要となってきます。手元のユーザーのことを考えるのはもちろんのこと、将来のユーザー、ひいては事業全体の将来図まで、フェーズごとの変化に柔軟に対応していくことが、ポジション問わず、メンバーには求められてきます。

元山:柔軟性と同時にスピードも大事です。目の前ではとにかく試行錯誤を繰り返し、少しずつ改善を重ねていくことが必要です。仮説を立てて実装・検証する。その結果によっては過去に作ったものを否定・削除することもありますが、それに臆することなく、スピード感を持って頭と手を動かせる方は、きっと活躍いただけると思っています。

藤村:また、いま・これからを問わず、ミッションに共感を持てるかは一番大きな要素です。われわれが取り組んでいるのはとても大きな課題で、そう簡単に解決の糸口が見えるようなものではない。ただ、社会的意義が大きく、多くの人の「不」を解決できる手段を提供できる仕事でもあるのです。そこに魅力を感じてくれることこそ、マチマチが必要とするエンジニアリングの根幹です。

(インタビューここまで) 

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一緒に社会を明るくするエンジニア/デザイナーを募集中!

私たちは、マチマチを社会に広げていくことで、自分の町の課題を自ら解決する人を増やしていこうとしています。そして、その積み重ねによって、社会全体を明るく豊かなものにしていきたいと考えています。

そんな大きな目標に対し、一緒にマチマチを盛り上げてくれる仲間を現在探しています。 エンジニアリングを通して、地域の課題を共に解決していきたいという方からのご応募をお待ちしております!

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都内でコミュニティサイクルが拡大/都市公園で進むパークマネジメント(2017年2月中旬・コミュニティデザインニュース)

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ご近所SNS「マチマチ」のコミュニティデザインチームでは、よりよい地域社会のデザインを目指して、日々参考になるようなニュースやトピックのリサーチを行なっています。その中で集めた情報を「ご近所未来ラボ」で定期的にシェアしていきます!

 

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私たちと同じように、地域の課題解決に取り組もうとしている、あるいはすでに取り組んでいる方々にとって、少しでも参考になれば幸いです^^

 

都内に広がる「自転車シェアリング・コミュニティサイクル」の流れ

こちらのニュースによると、東京都では自治体をまたいだ「自転車シェアリング」が広がっているとのこと。

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自転車シェアリングとは、地域内に設置された複数のサイクルポート(自転車の貸し出し・返却拠点)で、原則として24時間、どこでも自転車を借りたり返したりできるシステム。  

6区いずれかで会員登録をしていれば、6区のどのサイクルポートでも自転車の貸出と返却が可能となった。1月23日時点でのサイクルポート数は237カ所、利用できる自転車は2580台となっている

このシステムの導入によって、まちとまちの間での自転車移動が、さらに活発になりそうですね。電車で移動していると見過ごしてしまう/気づかない風景も、徒歩や自転車で移動をしていると目に入ります。そうすると、自分たちの住んでいるまちの魅力に気づく機会も増えそうですね。

自転車シェアリングが、まちにどんないい影響を与えるのか、これからの変化が楽しみです。

公園に民間の事業者が入ると?

これからの地域づくり・まちづくりを考える上で、住民が集う場所として機能する「公園」の存在は大切だ思います。最近では、公園を住民がつくり、運営していく「パークマネジメント」という取り組みが注目され始めています。

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この流れを受けて、これまでは行政主導で行なっていた公園まわりの事業に、民間事業者が参入しやすくなる……というニュースを見つけました。

一方で、従来は原則として全国一律だった施設設置に伴う公園使用料に、収益性の高い場所などでは他の公園よりも高く徴収することも認める。この公園使用料の収益の一部を、公共部分の整備に充てる。

公園内にお店ができれば、それを目当てに集まってくる人も増えて、活気が生まれるでしょう。また、お店で生まれた収益の一部が公園の整備に生かされれば、公園の価値はより高まっていきます。地域にとって、メリットの大きい施策だなと感じます。

「Park-PFI」は、これから公園を盛り上げる施策として、今後注目されていくのではないでしょうか。

ぶり奨学金の発案者、井上貴至さんが考えるコミュニケーション・デザイン

こちらは、鹿児島県長島町に「地方創生人材支援制度」の第1号として派遣され、地方政策をいくつも打ち出している井上貴至さんの取り組みについての記事です。

井上さんは、初めにまちに来てやったことについて、下記のようにコメントしています。

長島町に来て初めにやったことは、まずお菓子を買って、ホワイトボードを買って、記者会見で使ったパネルを部屋に持っていって、それから私の人脈となっている方々の名刺を壁にぺたぺたと貼って。そういったことからです。

でも全部意味はあるんですよ。お菓子は、普通役場は堅苦しいイメージがありますから柔らかくしよう、いろんな人が来ればいいということで。

ホワイトボードは大机に貼っていて、例えば奨学金についても、絵を描きながら「子どもはこんなふうに出て行ってしまうけれど、こう戻ってきてほしいよね」とみんなと議論していると、「あ、この形はぶりのいけすにそっくりだね」とか、そんなことで「ぶり奨学金」の原型となるアイデアを思いついたりするわけです。

コミュニケーションを重視した雰囲気作り、情報の可視化の工夫など、人を呼ぶための心遣いに共感しました。マチマチでも、住民同士のコミュニケーションが生まれやすい雰囲気を、積極的に作っていきたいと思います!

「ソーシャルデザイン」のマインド、どう教育していく?

国内のコミュニティデザインの第一人者の山崎亮さん、『住み開き―家から始めるコミュニティ』著者のアサダワタルさん、京都精華大学人文学部で特任講師を務めている兼松佳宏さん――コミュニティに精通している識者3名が「ソーシャルデザインと教育」について語った記事が、とても勉強になりました。

課題解決力を育てる“ソーシャルデザイン教育”について、下記のように話されています。

山崎さん 結局のところ、表層を変えたところで限界がありますよね。僕が京都造形芸術大学で学科長を担当したときは、数年かけて学科のマインドを変えていこうと、教員たちにソーシャルデザインの講義をたくさんしました。それをまとめたのが実は『ソーシャルデザイン・アトラス』なんです。

兼松 まずは中から、ということですね。僕もいま「平安文学者×高齢者福祉」みたいに「人文科学的ソーシャルデザイン」についての事例を集めたり、つくったりしながら研究しようと思っているんですが、その成果をまずは教員同士で共有することを大切にしていこうと思います。

 「 ソーシャルデザイン」のマインドを育てる上で大切なのは、「時間をかけてコミュニティ内の意識を変えていくこと」が重要なのだなと感じました。

防災対策を通じた地域コミュニティの連携

神奈川県の高津区では、マンションとご近所さんとの活動が活発に行われています。

2016年にも”炊き出しフェス”として防災イベントを行った際の記事がわかりやすく、まとめられていましたのでご紹介します。こちらの記事には低コストで防災イベントを運営するヒントについて、言及されていました。

ご近所さん3つのマンションが連携して防災イベント「炊き出しフェス」開催 | NEWS & TOPICS | リスク対策.com(リスク対策ドットコム) | 新建新聞社

ネットワークを作り人材を活用せよ

 

注目すべきは、人件費がほとんどかかっていないにも関わらず、多彩な人びとが集まっていること。大喝采を浴びたチャリティライブに出演しているのはプロのミュージシャン。そのうちの1人がマンション住民と交流があったという。

 このように、区民の大半がマンションに住んでいる高津区では、防災に関わる取り組みを積極的に行っています。単発ではなく定期的に開催することで、災害時にも強みになると感じました。

上記で言及されているように、ご近所のネットワークが充実していることは、有事の際の安心感につながると思います。マチマチでは近所の人と簡単にコミュニケーションをとることができます。ぜひ、活用してみてください^^

2月開催のローカルイベントのご紹介

今週末に開催されるこちらのイベント、要チェックです!

 2月26日(日)多摩コミュニティビジネスシンポジウム2017

このシンポジウム内では、ご近所付き合いで「子育てをシェア」する事業をしている株式会社AsMama 代表取締役社長・ 甲田恵子さんより「社会課題解決と自立経営の両立」についての講演があります。

地域課題に対して、ママさんたちはどのように感じているのか……多摩地域に住んでいる人だけではなく、地域コミュニティビジネスに関わっている人には参考になるヒントを得られると思います。

 

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地域社会のよりよい未来を目指して、一緒にマチマチをつくっていきませんか?

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地域の耳寄り情報をママ友やご近所さん以外にもシェアしよう!「マチマチ」上の投稿を外部SNSにシェアする機能が追加

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ご近所の情報を投稿したり、情報交換ができるサービスご近所SNS「マチマチ」に新たな機能が加わりました!今回、新たに追加されたのは、他のSNSで、マチマチ上の投稿をシェアできる機能です。

マチマチはご近所限定のサービス。マチマチをご存知ない方は、下記のリンクからまずはマチマチについてご覧になってみてください。

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マチマチ上で投稿された情報は、ご近所の人しかないことが、ポイントの1つ。マチマチに投稿される情報の中には、週末の楽しそうなイベントやおいしいお店の情報なども盛り沢山!

投稿される情報たちを眺めながら、ときには「旦那さんに教えてあげよう!」「教えてあげたら奥さんが喜ぶかも」など家族に伝えたくなったり、近所でまだマチマチをまだ使ってない人に教えたくなってしまうことも。

中には、住んでいる場所が近所ではないけれど、友人・知人伝えたい情報もあったりします。こうしたニーズに対応するために追加されたのが、今回のシェア機能です。それでは、早速使い方を見ていきましょう!

ご近所の情報をSNSにシェアする

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マチマチにアクセスすると、ご近所さんからの様々な投稿を見ることができます。「これは色々な人にシェアしたいな」と思った投稿の、右下の下向きの「>」マーク部分をクリック。すると、「シェア」のボタンが現れます。

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シェアボタンをクリックすると、FacebookやTwitter、LINEなど様々なSNSへのシェアボタンが現れます。その中で、自分がシェアしたいSNSを選択します。メールで送ることもできます。

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Twitterを選択すると、このようにツイート画面が現れます。コメントを入れたい場合は、追記をしてツイートボタンをクリック。これでシェア完了です! 

ご近所情報をシェアをすることで、自分の地域の魅力に気づいてくれる人がさらに増えるかも!ぜひ新しい「シェア機能」を試してみてくださいね!

ご近所SNS「マチマチ」の使い方はこちら

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