マチマチが8月20日(日)開催の「湯島ちびっ子広場」に出展します!

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8月20日に開催される「湯島ちびっ子広場」にマチマチが出展します!

「湯島ちびっ子広場」は、湯島天神男坂下で白梅商店会青年部が総出で、これでもかというサービス精神で多彩な催し物や屋台が出ており、息つく間もなく1日楽しめるイベント。

イベントには、焼きソバやたこ焼きが無料で提供される他、くじやスタンプゲーム、ウルトラクイズと子どもから大人まで一緒に楽しめる催しが盛りだくさん!

マチマチでは、他地域のイベントと同じように、ご近所マップの作成のほか、マチマチにご登録いただくとその場で豪華景品が当たるくじ引きにチャレンジできます!ぜひ当日来場予定の方は、マチマチのブースにもお立ち寄りください!

「湯島ちびっ子広場」イベント概要

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時間:

13時〜19時(17時からは広場にて盆踊り大会が開催予定 )

場所:

湯島天満宮

ウェブサイト:

湯島ちびっこ広場 | 湯島白梅商店会 - 公式ホームページ -

公園や道路が“まちのリビング”に!南池袋公園の「nest marche」は誰もがくつろげるマルシェ

乗降客数が世界2位の街、池袋。駅から徒歩5分、都会のど真ん中に、都市のオアシスのような公園があるのを知っていますか?

南池袋公園は、8年間のリニューアルを経て、明るい雰囲気に生まれ変わった公園です!青々した芝生が広がり、併設されるレストラン「Racines FARM to PARK」も大人気。

この南池袋公園とすぐそばのグリーン大通りでは、「nest marche」というマルシェが開催されています。「nest marche」には、地元豊島区にゆかりのあるお店や、こだわりのあるものづくりをする作り手が集合。

作り手同士やお客さんと繋がることで、人やもの、ことの循環が生まれ、“暮らしがちょっと豊かになる”マルシェを目指しています。いつもは通り過ぎてしまうことの多い公園や大通りに、人が集い、佇む風景をつくる「nest marche」。

今回、「nest marche」を体験するため、南池袋公園を訪れてみました!

誰もが思い思いの時間を楽しめる場「nest marche」

「nest marche」当日、会場を訪れると、公園の芝生の向こうに小さなお店がたくさん出店していました!

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豊島区に住み子育て中のアクセサリー雑貨さんや、地元で親しまれているレストランさんなど、豊島区にゆかりのある人たちはもちろん、豊島区からちょっと足を伸ばした街のこだわりのあるお店など、豊島区の中と外の出店者さんたちが混ざり合っています。

まず目を引いたのは、ハンドメイドの雑貨の数々です。色とりどりのピアスには、お店の前を通りかかる人々も、「かわいい!」と声をあげていました!

f:id:MegumiHarada:20170719165546j:plainマルシェと言えば、お楽しみはフードです!公園に併設するレストラン「Racines FARM to PARK」のドリンクや、地元のお店のハンバーガーなど、どれを食べようか目移りしてしまいます。

f:id:MegumiHarada:20170719165605j:plain南池袋公園のシンボル的な存在である芝生の上では、走り回ったり、食事をしたり…。それぞれの場所で、訪れた人が思い思いの時間を過ごしています。

f:id:MegumiHarada:20170719165633j:plain子どもたち向けに、芝生の成長を説明した紙芝居も行われていました。

f:id:MegumiHarada:20170719165652j:plain公園のすぐそばには、大きな街路樹の木陰が気持ちの良い「グリーン大通り」が広がっています。ここにも、なんと芝生がありました!

その上にはハンモックがずらっと並べられています。大人も子どもも、皆寝っ転がって、気持ちよさそう。グリーン大通りには、キャンドル屋さんや池袋に本社がある無印良品も出店していました!

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f:id:MegumiHarada:20170720135920j:plain今回のマルシェのハイライトは、夜の時間です。「ナイトマルシェ」と銘打ち、21時まで開催されました。

夕方になると、徐々に増えてくるお客さんたち。風が心地よい初夏の夜、少し幻想的な灯りの中、おいしいフードや買い物を、誰もがゆっくりと楽しんでいる様子が印象的でした。

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公園を、街の人たちと一緒に盛り上げたい

「nest marche」では、芝生に寝そべったり遊びまわったり、誰もが自分にあった方法で、公園にいる時間を楽しんでいます。

この「nest marche」の運営を行うのは、南池袋公園のすぐ側にあるグリーン大通りなどの賑わい創出を手掛ける株式会社nestです。

いったいどうやったら、公園をこんなに素敵な空間に転換させることができるのでしょうか。nest取締役の宮田サラさんにお話を伺いました!

f:id:MegumiHarada:20170719164148j:plain株式会社nest取締役・宮田サラさん。

宮田さん:南池袋公園は、2016年4月2日にリニューアルオープンしました。公園内に新しく作られたレストランのオーナーさんが、「ただ飲食店をやるだけではなく、公園全体を街の人たちと盛り上げていきたい」という思いを持っていたんですね。それでnest代表の青木純に、「一緒に“公園が身近にある日常をつくる”活動をやらないか」と話をしてくださったのが、きっかけなんです。

青木さんはこれまで、リノベーションを通じて賃貸物件の価値を向上させてコミュニティ形成を手掛けたり、暮らしをつくることを学ぶ「大家の学校」の運営を行うなど、都市を舞台にコミュニティ形成を手掛けてきました。

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元々豊島区を拠点としており、オーナーさんとも交流があったことから、宮田さんたちと共に、南池袋公園を盛り上げる活動を進めていきます。公園のグランドオープン時にはマルシェもボランティアベースで開催しました。当初は、公園を使い方に対しなかなか街の人から理解を得られない場面もあったそう。

宮田さん:オープン後すぐに芝生が養生され、立ち入り禁止になってしまったんです。最初は芝生の周りにロープが張られ、警備員が監視していたんですが、そうすると「子どもたちも気軽に入れないし、誰のための公園なんだろうね」という声も聞かれて。

そこで、私と芝生の管理を手掛ける事業者さんで協力して、コミュニケーションの仕方を変えたんです。例えば冬の養生をするときは、「皆さんが衣替えするように芝生も衣替えを始めて、また青い芝生になるので、応援していてください」というメッセージをFacebookで出したり、公園内にコミュニケーションボードをつくって芝生について伝えたりしました。

一方的に伝えるのではなくて、ちょっとずつ公園について、皆さんに理解してもらっていく。これも、ただ単に公園自体を私たちが好きで、色々な人たちに公園のことを知ってもらい、楽しく使ってもらいたいという思いからなんです。

f:id:MegumiHarada:20170720140011j:plain南池袋公園にまつわる様々な情報を発信しているコミュニケーションボード。とてもおしゃれです!

一方で宮田さんたちは、ボランティアとしての活動の限界にも気が付いていました。そんなとき、グリーン大通り等における賑わい創出プロジェクトの実施者を募るプロポーザルが行われることに。宮田さんたちはそのプロポーザルで選定され、株式会社nestとして、南池袋公園に継続して携わることになりました。

みんながくつろげるリビングのような場

株式会社nestとして歩み始め、まず行うことになったのが「nest marche」です。5月に第1回を開催し、以降毎月2日間、第3週の週末に開催しています。

宮田さん:徐々に訪れてくれる人々は増えていますね。普段は公園や通りを通過するだけの人も、マルシェがあることで、「ちょっと立ち寄ってみようかな」と思えるきっかけづくりが少しずつ出来ているのではないかと感じています。

「nest marche」は、初回は豊島区の出店者のみでしたが、少しずつ豊島区や池袋の街にゆかりのある区外の出店者も増えてきています。これは、区内外の人が交流するきっかけをつくることで、互いに切磋琢磨しあい、豊島区がより盛り上がるようになってほしいという思いから。

行政、豊島区を基盤とする企業とも積極的に協力関係を作り、安定した運営体制を構築しようとしています。nestでは、多様な立場の人が関わることで、街の中に新しい人の流れを生み出そうとしているのです。宮田さんやnestの皆さんは、nest marcheやこれからの活動を通じて、南池袋公園やグリーン大通りに、どんな光景を生み出していきたいと考えているのでしょうか。

宮田さん:私たちは「日常を劇場に」というコンセプトを、ここで実現したいと考えているんです。例えば公園や通りのマルシェにやってきた人が、街のお店と知り合えたり。公園でやっている結婚式を、訪れた人が一緒にお祝いしたり。

これまでの日本の公園や通りなどの公共空間、人が行きかうだけでした。でも、私たちはそこで出来事が生まれて、それを楽しみながらくつろげる、リビングのような場にしていきたいなと思っているんです。誰もにとってハッピーな形で実現できたら嬉しいですね。

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「この公園を楽しみたい」という思いが、人々を引き付ける

現在、行政と民間が協働して公園を運営できるよう都市公園法が改正され、民間に行政の責任を委譲する「公民連携」や「パークマネジメント」という言葉にスポットライトが当たっています。南池袋公園のように、思わず「なんだか楽しそう!」と感じられるような公園は、なかなか存在しません。

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この南池袋公園で実現できた背景には、多様な人々の関係性をつくるために奔走する人々の地道な努力がありました。しかし、一番重要なのは、運営に携わる人々自身の「楽しみたい」という思い。その純粋な思いが、「私も行ってみたい!」という、人々の思いを引き出す場づくりに繋がっているのではないでしょうか。

nest marcheは次回は8月19日(土)、20日(日)に開催予定です。ぜひ皆さんも遊びに行ってみてくださいね!

現在、マルシェ出店者と、一緒にマルシェなどを運営するボランティアキャストのnest castも募集中です。活動に興味がある方は、ぜひ一緒に場づくりに関わってみてはいかがでしょうか?

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ボランティアキャストの応募フォームはこちら!

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公園を豊かにするコミュニケーションは「マチマチ」で

宮田さんたちが手掛ける公民連携やパークマネジメントには、地域の様々な関係者とのコミュニケーションが重要です。

ご近所に特化したSNS「マチマチ」は、ボランティアをやってみたい人、イベント情報を知りたい人など、様々な情報を求める人同士の地域内でのやり取りにぴったり。ぜひ使ってみてくださいね。

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日本に上陸した中国発コミュニティサイクル「Mobike」は都市の新しい移動手段となる?

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みなさんは、都市でどのように移動されていますか?電車やバスといった公共交通器官利用する方が多いのではないでしょうか。

交通には、自宅や目的地との間、地域内といった短〜中距離を補完する手段が十分ではない「ラストワンマイル」問題があります。

行きたいところに気軽に行けるようにするためには、まだまだ解消すべき課題があるんです。

コミュニティサイクルという解決策

近年、自分の自転車がなくても好きな場所でレンタルし、乗り捨てもできてしまう「コミュニティサイクル」が注目を集めています。日本でも、東京をはじめ各都市で展開されています。

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海外では、都市によっては当たり前に移動手段として使用されている場合もあるといいます。

今回は、コミュニティサイクルの普及が進む中国で誕生し、最近日本への進出もはたした「Mobike」を紹介します!

気軽に利用できるコミュニティサイクル「Mobike」

「Mobike」が提供するのは「乗り捨てが可能な自転車シェアリング」のサービスです。日本では「コミュニティサイクル」「自転車シェアリング」「サイクルシェアリング」などとも呼ばれています。

「Mobike」は2016年4月に上海でスタート。サービス開始1年ほどで中国各地やシンガポール、イギリスにも進出。現在は100以上の都市で、500万台以上の自転車がシェアされています。1日の利用数は多いときではなんと2500万回にもなるとのこと。

利用方法はとても簡単です。まず、スマホのアプリ上から、GPSとSIMカードが搭載されたMobike専用の自転車の場所を検索。利用できる自転車をリアルタイムで把握した上で、自転車の場所まで移動します。自転車にたどり着いたら、利用したい自転車に取り付けられているQRコードを専用のアプリでスキャンします。

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アプリ上で決済を行うと、鍵が自動で解除され利用可能に。利用後は好きな場所で駐車し、アプリを使用して施錠すれば利用完了という流れです。もちろん、乗り捨てた自転車は、その後また別のユーザーが使用できるという仕組み。

「Mobike」の魅力は、なんといってもアプリが可能にしている利用の気軽さです。例えば、出先で突然利用したくなったときでも、近くに停車している自転車が見つかれば、すぐに利用することが可能です。

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しかも、Mobikeは中国国内での利用料金は30分あたり10~20円と、驚きの低価格。使用する自転車を丈夫でメンテナンスフリーなものにしたり、パンクフリーのタイヤを採用するといったコストダウンによって、この低価格は実現されているそうです。

日本で展開しているコミュニティサイクルは、スマートフォンとの連動までは至っていなかったり、料金が高かったりすることもありますが、Mobikeは違うアプローチになっています。

まずは福岡、札幌への進出を目指す「Mobike」の日本展開

日本でも、2017年6月22日「Mobike」の日本法人モバイク・ジャパンの設立が発表されました。まずは福岡市、そして札幌市への展開を目指していくと発表しています。

「Mobike」の日本展開では、福岡市と連携しMobike専用の駐輪場を整備していく方向で現在協議が行われています。民間の空きスペースなどへの駐車も視野に入れつつ、貸し借りできる場所を模索しているのだとか。拠点が増えるほどユーザーの利便性が増すサービスのため、駐輪場の確保は日本展開における鍵となりそうです。

また利用料金もなるべく抑え、支払いの選択肢も多様に用意することで、中国国内と同様気軽に利用できるよう検討しているとのこと。日本でのサービス開始は2017年内を目指しています。

それぞれの街で繰り広げられるコミュニティデザインに注目

今回ご紹介した「Mobike」の他にも、地域型のコミュニティサイクルや、さまざまなコミュニティデザインがそれぞれの地域で実現しています。

「自分の暮らす地域ではどんな取り組みがあるのか」「今後どんな活動が繰り広げられていくのか」など、近所に住む方々との情報交換の場として、マチマチの利用もおすすめです

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参考

mobike.com

一般社団法人 日本シェアサイクル協会

「暮らしの保健室」ってどんな場所?川崎市の「プラスケアプロジェクト」が目指す地域医療のあり方

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家族が病気かもしれない、最近体に不調を感じる。そんなときに、1人で悩むのは心細いですよね。もし、ご近所に気軽に立ち寄れて、悩みを話せる場所があるとしたらきっと心強いはず。

今注目を浴びている「暮らしの保健室」は、「ちょっと誰かに相談したい」という人が安心して訪れることができる場所をつくる取り組みです。名前のとおり、街の中にある「保健室」のような場所として、全国各地で展開されています。

神奈川県川崎市では、まちづくりと地域医療を掛け合わせ、「病気になっても安心して暮らせることのできる街」づくりを目標に掲げる「プラスケアプロジェクト」が発足しました。

「医療と地域コミュニティがつながる場所」って、どんなところなんでしょうか?ご近所未来ラボ編集部がお邪魔してきました!

病気になっても安心して暮らせることのできる街を目指して

「暮らしの保健室」があるのは、元住吉駅にほど近い住宅街の中。賑わいを見せる商店街を抜けていくと、静かな住宅街が広がります。

 

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少し横道にそれると、お洒落な雰囲気のカフェが見えてきました。

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この「イダカフェ」は、日替わりで様々な企画が行われているコミュニティカフェ。天井からは光が差し込み、室内はとても明るい雰囲気です。

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「暮らしの保健室」は、毎週水曜にイダカフェのスペースを借りて行われています。10時~16時の間、看護師が常駐しており、何でも相談することが可能。

この日は、「暮らしの保健室」に関心を寄せる地域団体の方や、以前イベントで活動を知った方などが立ち寄られ、コーヒーや紅茶を飲みながら、ゆっくりと時間を過ごしていました。毎回、10名弱の方が訪れ、相談をされていくのだそうです。

地域コミュニティの中に、医療や福祉の“架け橋”をつくる

この「暮らしの保健室」は、プラスケアプロジェクト代表の西智弘さんが中心となってはじまりました。

 

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プラスケアプロジェクトは、まちに暮らす人々自身が自分の健康を守ることをサポートする団体です。川崎市中原区を中心に展開しており、家族の代わりに看護師が病院に付き添う「ナースサポートサービス」や、医師が直接相談に応えてくれるメールサービスなど、暮らしの保健室の他にも様々なサービスを行っています。

www.kosugipluscare.com

西さんは、日本に緩和ケアが広がる前から、数少ない緩和ケア専門医として、長年治療に関わってきました。しかし、緩和ケアを行う中で、自分たちが行う医療に限界を感じていたのだと言います。

西さん:「患者さんの終末期だけを診ていても遅い」と痛感しました。実際に病気になってしまったら、「どう生きたいか」ということや、家族や周囲の人々と繋がりを作ることは難しい。終末期になる以前に、ひとりひとりが考えておくことが重要だと気付いたんです。

日常生活の中で、人々と医療・福祉との繋がりを作ることが、今後の緩和ケアのポイントになると考えた西さん。地域コミュニティの中に、医療や福祉の橋渡しとなる拠点づくりを行うことを決意します。

こうして生まれたのが、誰でも医療や健康について相談できる「暮らしの保健室」です。2016年から開始し、当初はイベントにを中心に出店。「1day暮らしの保健室」というかたちで不定期に活動を行ってきました。2017年4月からはイダカフェを中心に、定期的に開催しています。

悩んだら、気軽に来れる場

「暮らしの保健室」には、看護師の渡邊麗子さんが常駐しています。「暮らしの保健室」を訪れる人はまず、渡邊さんとお話をすることからスタートします。

 

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渡邊さん:「暮らしの保健室」には、主治医の判断はこれでいいのかとか、一見明確そうに見える悩みを持った方が来られます。でも、実際に話したいことは、そうではないことも多いんです。

例えば、先日「暮らしの保健室」で数時間話されていった方がいたそう。最初は「この病気の治療はこれでいいのか」という具体的な相談でしたが、話していくうちにその奥に隠された感情が見えていきました。

渡邊さん:「家族が病気で変わってしまうことが怖い、でも家族だから何とかしてあげなくちゃいけない」という不安があることがわかりました。話の最後に、ようやく本当に伝えたかったことがわかることもありますね。

渡邊さんは、看護師として病院や研究機関に務めていましたが、以前からまちづくりや地域の中で働くことに対して興味を持っていたのだそう。あるとき、偶然見かけたのが、「暮らしの保健室」に常駐する看護師の募集説明会のお知らせでした。

 

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渡邊さん:医療者という立場から、どうやったら地域づくりに関わることが出来るのだろうとずっと考えていたんです。でも、最後の一歩がなかなか踏み込めなくて。そのとき、この「暮らしの保健室」が看護師を募集しているという話を聞いて、すごく面白いなって思って応募しました。

渡邊さんは、「悩んでいるなと感じたら、気軽に暮らしの保健室へ来てほしい」と話します。

渡邊さん:迷ったり悩んだりした時に、「暮らしの保健室」に来れば、誰かが話を聞いてくれたり、アドバイスをくれる。そうしたら、具体的になにを目指せばいいのか見えてくると思うんです。「気持ちがはりつめすぎちゃったら、ちょっと来てみたら?」って伝えたいですね。

誰もが地域の医療・福祉システムづくりに関わる社会に

医療や福祉に対する不安を抱える人が集まり、自分の思いをほどいていく「暮らしの保健室」。西さんは、プラスケアプロジェクトとして、まずこの「暮らしの保健室」を育てていくとともに、様々な地域の人がこのプロジェクトに関わることができる仕組みを作りたいと話します。

西さん:診察室の中では語られない患者さんたちの思いをすくい取る「暮らしの保健室」のような場所と、病院や福祉施設のような専門機関。そのどちらもなければ、地域社会は成り立ちません。だからこそ、誰もが参加できるようなネットワークをみんなでつくっていきたいです。

広く地域の声を拾うと言っても、実際に活動を行うためには、どの意見を優先するべきか判断しながら進める必要があります。そこでプラスケアプロジェクトが採用しているのが、運営協議会という制度です。

運営協議会にはプラスケアプロジェクトの会員が参加し、どんな事業を行うべきか、一緒になって案を考えます。その声を生かしたうえで、コアメンバーが最終的に取り組む事業を決めていきます。

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出典: https://www.kosugipluscare.com/

西さん:会員になった誰もが協議会に関わることができる。他の会員や専門家と一緒に考える機会を設けることで、医療や健康に対する意識を開いていくきっかけがつかめるのではないかと考えています。 

今の病院のあり方では、がんや認知症の患者さんやご家族の生活まで入り込めません。だから、これからは誰もが、自分の病気を、自分たちで何とかしなくちゃいけないという意識を持つ必要があります。僕たちは、専門知識を持っている立場として、一緒になって医療を生活の中に取り込んでいきたいと考えています。

自分たち自身で、健康を維持できる仕組みをつくる

今回私たちが訪れた「暮らしの保健室」は、具体的な相談はもちろんのこと、悩んだらここに来れば話ができるという、いわば地域の健康にまつわる駆け込み寺のような存在になっていました。病院でも、介護施設でもない、“第三の場所”である「暮らしの保健室」のような場所が、これからより一層求められていくことは間違いありません。

そしてプラスケアプロジェクトが目指す、「日常の中に医療を取り戻す」という考えは、どんな地域社会においても、共通して求められているものです。毎日の生活の中で心身の健康を維持できる仕組みを、自分たち自身が作っていく。

人々の意識が変わることで、誰もが健康的に暮らす地域コミュニティが、全国各地でで増えていくはずです。

日頃から地域コミュニティとつながるために

ご近所SNSマチマチは、その地域のコミュニティに参加することで、これまで出会ったことのないご近所さんとつながったり、話したりすることができます。対面の場だけでなく、日頃からオンラインでもご近所とのつながりを作っていきたい方はぜひ使ってみてください!

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7月23日(日)府中市の「押立文化センター地域まつり」にマチマチが出展します!

7月23日(日)に府中市で開催される「押立文化センター地域まつり」にご近所SNSマチマチが出展します!

「押立文化センター地域まつり」は、押立文化センターで開催される毎年恒例のお祭りです。科学体験コーナー、子どもみこし、お囃子、すいか割り、盆踊りなどの催しが用意されています。

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マチマチは他地域のイベントと同じように、ご近所マップの作成やマチマチをご体験いただけるブースを用意する予定です。

過去の地域イベントの様子

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府中市の近隣地域のみなさんのお越しをお待ちしております!押立文化センター地域まつりにお越しの際は、ぜひマチマチのブースにも足をお運びください!

「押立文化センター地域まつり」の概要

日時:

7月23日(日曜日) 午後2時から午後8時

場所:

押立文化センター 

サイト:

押立文化センター地域まつり 東京都府中市ホームページ